通年
の食材

豆腐

通年

栄養

大豆のエキスで作った豆腐は、「畑の肉」と呼ばれている大豆の栄養価をほとんど受け継いでおり、良質の植物性タンパク質を含みます。豆腐1丁ではそのタンパク質量は牛乳コップ3杯分、骨の健康にかかわるカルシウムも牛乳コップ1杯分あり、鉄分も多く含まれています。その他、各種のミネラルやビタミンも豊富。低カロリーで消化吸収もよい食品です。

選び方

定番は「木綿豆腐」と「絹豆腐」。「木綿豆腐」は水分を絞っていることからやや硬めの豆腐で、大豆の味を楽しめるのが特徴です。ある程度の固があるため、そのまま潰して和えものの衣や、豆腐ステーキ、チャンプルーなどの炒めものに向いています。「絹豆腐」は木綿豆腐と違い圧搾成型をしないため、水分が多く、滑らかでやわらかい触感の豆腐。冷や奴や汁ものに入れてなめらか食感が楽しめます。その他、寄せ豆腐、ざる豆腐、変わり豆腐などさまざまな種類があるので、料理に合わせて選ぶとよいでしょう。

保存方法

使い切れなかった豆腐は、タッパ―に入れ水をはり、冷蔵庫で保存します。その場合、水は毎日変え、早めに食べ切りましょう。冷凍する場合は、キッチンペーパーで水気をよく拭きとってからジップ付き保存袋に入れて冷凍庫で保存します。食べやすいサイズに切っておくと、料理に必要な分だけ手軽に使え便利です。

調理ポイント

定番の冷奴は、しょうゆの他、オリーブオイルと塩をかけて「変わり奴」でも楽しめます。和えものにする場合は、豆腐を5分程ゆでて水切りすることで、適度に水分が抜け、水っぽくならず仕上がります。また、冷凍した豆腐は、味が染み込みやすく変化するため、煮込み料理などにおすすめです。
豆腐を使ったレシピ