6月
の旬の食材

生姜 

6~7月。旬に収獲したばかりのものを「新生姜」と呼び、貯蔵して翌年出回るものを「ひね生姜」といいます

栄養

生姜にはさまざまな香り成分や辛み成分が含まれていますが、代表的な成分は「ジンゲロール」「ショウガオール」です。殺菌作用や抗酸化作用が強く、香味野菜として利用されます。

選び方

新生姜は、色が白っぽくツヤがあり、茎の切り口付近がみずみずしく綺麗な紅色のものが鮮度のよいしるし。 ひね生姜は、表面にツヤと張りがあり、出来るだけふっくらと大きな塊のものを選びましょう。小さなものは繊維質が多いと言われています。

保存方法

数日で使い切るのであればラップで包み冷蔵庫へ、または瓶やタッパーに水を張り、そこに使いかけの生姜を入れて蓋をしておき、数日おきに水を換えながら保存すると比較的長く持ちます。 冷凍する場合は、使い安いように、すりおろしや、みじん切りなどにしたものを小分けにしてラップで包み冷凍すると、手軽に少量ずつ使え便利です。

調理ポイント

生姜おろしや、刻んで薬味として使われることが多いですが、臭みを消す効果も高いため、魚料理や鶏料理など下味として利用することで、うま味を引き出しおいしく仕上がります。また、生姜は加熱調理することで、生姜に含まれる成分「ジンゲロール」が「ショウガオール」に変化するため、生で食べるよりもより身体を温める効果が大きくなるとされています。寒い季節には、ぜひ加熱していただきましょう。
生姜 を使ったレシピ