3月
の旬の食材

牡蛎

11~4月

栄養

別名を「海のミルク」と呼ばれる牡蛎は、その名の通り栄養価の高い食品です。とくに、亜鉛が豊富に含まれており、その他、カルシウムやマグネシウム、鉄などのミネラルにも富んでいます。多くの栄養素が詰まった食材ですが、ビタミンCはほとんど含まないため、レモンを絞って食べると栄養価がアップします。

選び方

選ぶ時のポイントは、とにかく新鮮さ。殻をむいてパックに入っているものには生食用と加熱用とがありますが、これは洗浄や滅菌処理がされているかいないかの違いです。生食用はこういった処理をされている分、リスクと共にうま味も若干減っています。逆に、加熱用は決して生食用としてはいただかないよう注意してください。

保存方法

生牡蠣(むき身)の場合は、袋に入っている塩水と一緒に牡蛎をタッパーやジッパー付き保存袋に移し冷蔵庫に入れ、パッケージ表記の賞味期限までにいただきます。冷凍保存の場合は、冷蔵同様に袋に入れ冷凍しますが、風味が落ちやすいため、早めに食べ切りましょう。

調理ポイント

下ごしらえとして、牡蠣をボウルに入れ、塩と片栗粉を入れ軽く揉むようにして洗うことで、塩は牡蠣のぬめりを、片栗粉は牡蠣の汚れを落とすと言われています。数回水を変え、水が透明になってきたら水をきり、キッチンペーパーなどで水気をよく拭きとってから調理します。
牡蛎を使ったレシピ