7月
の旬の食材

ピーマン

6~8月

栄養

とうがらしの一種のピーマンは、βカロテン、ビタミンCが多く含まれており、特にビタミンCは豊富です。また、加熱によりにおいや苦味がやわらぎ、カロテンの吸収率もアップしますので、生が苦手な方には火を通したレシピがおすすめです。

選び方

選ぶときは、ヘタの緑が鮮やかで切り口がみずみずしく黒く変色していないもの、表面がツヤツヤしてハリがあり肉厚なものがよいでしょう。また、ピーマンは“なで肩”よりも“いかり肩”のものが、おいしいとされます。

保存方法

保存する時は、水気は禁物。丁寧にふいてビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に入れましょう。

調理ポイント

ピーマンは繊維にそって縦に切れば、青くささを抑えられます。輪切りにするとピーマンの細胞を壊してしまって、独特のえぐみやにおいがたつので、ピーマンが苦手な人には縦切りにするとよいでしょう。 また、中国料理などでよく使われる下ごしらえのひとつ「油通し」も青くささを抑える効果があります。簡単な方法として、沸騰したお湯に大さじ2杯の油を入れて30秒ほどゆでるだけで油通しと同じような効果を得ることができます。ピーマンの苦味成分は油に溶ける性質があるので、これをすることで、ぐっと苦味を抑えられます。
ピーマンを使ったレシピ