1月
の旬の食材

ほたて

11月~1月と5月~7月の2回

栄養

ほたては低カロリーで高タンパク。アミノ酸のひとつであるタウリンの含有量がダントツで高く、その他にも同じくアミノ酸の一種のグリシン、うま味成分の一種イノシン酸、亜鉛、鉄、ビタミンB2、ビタミンB12などが含まれています。

選び方

殻が付いている場合は、殻を触ってみた時にすぐに閉じてしっかり蓋をするものを。 ほんの少し口が開いていて、指で貝に触れた時、素早く殻を閉じようとするものが新鮮です。逆に殻が大きく開いてしまっているものは鮮度が落ちており、閉じてしまっているものは死んでいる証拠なので避けましょう。 むき身の場合は、身が引き締まって重量感があるものを。表面にツヤと透明感があり、白くにごっていないものを選びましょう。

保存方法

2日で食べ切れる場合であれば冷蔵で、2日以上経過してしまう場合は、冷凍保存をするのがよいでしょう。冷凍の場合は、殻を外し貝柱とひもを分け、水洗いしてからキッチンペーパーで水分をとります。ラップで包み冷凍庫で保存し、早目に食べ切るようにしましょう。貝柱を解凍する際は、冷蔵庫に移し、半日ほどかけてゆっくりと自然解凍するか、急ぐ場合は、ビニール袋に入れて流水にあてるか、直接塩水に浸します。真水に浸すと水っぽくなるので、注意しましょう。

調理ポイント

殻を外す際、貝の付け根部分にある黒っぽい「ウロ(中腸腺)」と貝柱をとり巻く部分「エラ」は食べられないため、必ず外しましょう。貝柱は刺身としてわさびじょうゆが定番ですが、塩とレモンで食べたり、オリーブオイルをかけてカルパッチョ風にするのもおすすめです。ひもは、塩をふってよくもみ、ぬめりや汚れを落として水洗いしてから、刺身や酢のもの、あえものなどにすると箸休めによくあいます。焼く際は、事前に身を殻から一度外し、再び乗せてから焼くと、殻に身が付かず、食べる時も楽になります。
ほたてを使ったレシピ