3月
の旬の食材

かぶ

11~3月

栄養

かぶには、カリウムや葉酸が豊富です。ほかに、消化酵素アミラーゼが含まれています。また葉には、皮膚や粘膜の健康維持を助けるカロテン、コラーゲンを作るときに必要なビタミンCがたっぷりなので、捨てずに使いましょう。葉は、漬ものやふりかけ、しょうゆとごま油でナムル風に和えたり、オリーブオイル・ベーコンと一緒に炒めて洋風な一品にしてもおいしくいただけます。

選び方

色が白く、ツヤがあり、持ったとき、重量感のあるものが水分が詰まっていて良品です。葉つきのものは、葉の緑色が鮮やかで、みずみずしいものが鮮度のよいしるしです。

保存方法

葉から水分が蒸発し、スができやすくなるため、買ってきたら、まず葉を落としましょう。葉と根の部分は別々にして、ビニール袋に入れて保存します。

調理ポイント

かぶは煮くずれしやすいため、煮ものにする際は、温度が急激に上がらないようにゆっくり加熱することがポイント。煮るときに強めの火で急激に温度を上げてしまうと、ペクチンの働きが強まる温度帯の時間が短くなってしまうため、細胞同士のつながりが弱くなり煮くずれをしやすくなってしまいます。また、鍋の中で煮汁が対流を起こし、材料同士がぶつかってしまうことも煮くずれの原因となることもあるので、ちょうどいい具合に煮えたところで、かぶだけ先にとり出して、仕上げに入れ戻すと見た目も美しくおいしく仕上がります。
かぶを使ったレシピ