11月
の旬の食材

そば

11月~12月

栄養

そばの歴史は古く、寿司、天ぷらと並ぶ代表的な日本料理。様々な栄養素が含まれることから、日本だけでなく海外でも注目されているヘルシーフードです。その大きな理由となっているのが、ポリフェノールの一種であるルチンが多く含まれていること。また、そばにはルチンの他、鉄、ビタミンB1、ビタミンB2とナイアシン等が含まれていますが、これらの栄養素は水溶性のため、そばの栄養成分は「そば湯」に多量に含まれます。そばをいただく際は、「そば湯」もぜひ一緒にいただきましょう。

選び方

そばは、そば粉が全体の何割使用されているかによって味わいや食感が変わります。 「十割そば」は、100%そば粉のみで製造したぜいたくな逸品です。そば本来の香りや味わいが楽しめます。 「二八そば」は小麦粉を2割使用しています。そのためそば本来の香りや味わいはやや控えめですが、小麦粉の香りや食べやすさがプラスされ、より万人受けする味わいです。この2種類以外にもありますので、食べたい味わいによって選んでみましょう。

保存方法

生そばを保存する際は、冷めたそばを一人前ずつ平らにしてラップで包み冷凍します。 食べる時は、解凍せずに湯の中に入れるのがポイント。乾麺のそばは常温での保存で問題ありませんが、湿気やにおいを吸収しやすいので、湿度の高い場所やにおいの強いものの近くでは保管をしないようにしましょう。

調理ポイント

そばをゆでた後に冷水でしっかりともみ洗いをし、ぬめりをとる作業を2度ほど繰り返しましょう。このひと手間だけで、お店の味に近づくことができます。
そばを使ったレシピ