7月
の旬の食材

トマト

6~9月

栄養

トマトは低カロリーでンビタミンE、カリウム、食物繊維、βカロテンなどをバランスよく含んでいます。トマトの色素の8~9割を占めるリコピンを上手にとるには、生より加工品の方が2~3倍近くリコピンを吸収しやすいため、サラダだけでなく、トマトピューレやケチャップなど色々な加工品で楽しみながら摂取するのがおすすめです。

選び方

色が均一で濃く、持ってみてずっしりと重たいもの、またお尻の部分の放射状の線がはっきりしているものが美味しさの目安です。一般的に角ばっているものや凹凸があるものは、中に空洞ができていたり、ゼリー状の部分が多いという傾向があるので、できるだけ丸くツルっとしていているものを選びましょう。

保存方法

緑色の部分が残っている完熟していないトマトは、室温におき追熟させ、全体が赤くなるのを待ちます。完熟し、へたの付け根まで真っ赤なトマトは、ビニール袋に入れるか、ラップで包み、冷蔵庫の野菜室に、お尻が潰れないようヘタを下にして保存しましょう。

調理ポイント

サラダにする場合は、「湯むき」をすると口当たりがよくなります。沸騰したたっぷりの湯の中にヘタをくり抜いたトマトを丸ごと入れ、10秒から20秒程中で転がしてからとり出し、氷水に入れると皮がつるっとむけます。リコピンは油と一緒にとることで吸収されやすくなるため、オリーブオイルなどを加えいただくと効率よく栄養がとれます。 また、トマトのうま味成分「グルタミン酸」は、かつお節の「イノシン酸」やきのこ類の「グアニル酸」など、別のうま味成分と組み合わせることで効果が高まります。
トマトを使ったレシピ