通年
の食材

トマト缶

通年

栄養

トマト缶は、缶に新鮮なトマトを入れ空気を抜き、密閉して加熱(殺菌)するため、栄養素が流れ出ずまるごととることができます。トマトには加工用と生食用があり、加工用トマトは生食用トマトに比べて、リコピンやビタミンCが2倍にもなります。また、加工されたリコピンは吸収率も2~3倍になり、効率的に体内にとり込むことができます。

選び方

形は大きく分けて、トマトがまるごと入ったホールトマト、ダイスカットされたカットトマトの2種類があります。トマト自体はホールの方がやや甘く濃いですが、種があるため酸味も強い味わい。カットはあっさりした味わいながら、種のがとり除かれているため酸味もおだやか。用途に合わせて選ぶとよいでしょう。

保存方法

長期保存できる缶詰ですが、コンロ下や暖房機器の近く、直射日光の当たるところなど、高温になりやすい場所での保管は避けましょう。また、缶に錆が発生するのを避けるため、湿度の低い場所で保管しましょう。一度開けた缶詰は、空気や微生物が入り込みやすく傷みやすくなるため、タッパーなどに移し替え、冷蔵庫で保存し早目に食べ切りましょう。

調理ポイント

トマト缶の煮汁には栄養素やうま味が溶け出しているので、野菜を加えてスープや、ごはんを加えリゾットなど、上手に活用しましょう。また、カットトマトは形がそのまま残りやすいので、なめらかなソースや煮込みなどにはホールトマトがおすすめです。
トマト缶を使ったレシピ