2021.08.25

【しっとりジューシーよだれ鶏】絶品タレ&絶品鶏肉のマル秘レシピ公開【プロも絶賛よだれ鶏レシピ】

大人気の定番レシピ“よだれ鶏”。
今日は鶏肉を「ふっくらジューシー」に仕上げるコツ、そして味の決め手「タレ」をご紹介。
“よだれ鶏”を極める総仕上げです!

前回は鶏肉を使わないアレンジレシピなどをご紹介してまいりました。

→前回のお話はコチラ♪

今日は「よだれ鶏」の肝心、要!

「鶏肉を柔らかく仕上げるコツ」&「タレ」をお届けします。

まずは鶏肉を柔らかくする方法です。

その前に、基本の作業として鶏肉にフォークを刺して穴をあける(繊維を壊す役目があります)というのを最初にやっておきましょう!

 

■水

え?水?

そうなんです。

まず鶏肉を水に10分つける。

そしてゆでましょう!!(生姜やネギなどを一緒に入れるといいですよ)

沸騰したら火を消してフタをして余熱で火を通すのでそのまま放置しましょう。

お湯がさめたら取り出して切っていきましょう。

おわり♪

むね肉でもふっくらジューシー!(もちろん、もも肉でもOK)

中華料理屋さんでこの方法を使っているところも多いゆで方です。

 

■片栗粉

むね肉をしっとりジューシーにゆでる秘訣は少量の片栗粉にあり!

片栗粉でコーティングした鶏むね肉はしっとりジューシーにゆで上がりうま味も抜けません。

簡単に作るなら調味料と一緒に片栗粉も入れて揉みこんじゃいましょう!

→簡単に片栗粉を使ってよだれ鶏はココからチェック

 

本格的に作るならこのレシピ!

むね肉を縦半分にカットし塩を少々まぶして室温に戻しておきましょう。

むね肉からにじみ出た水分を軽く拭き取って、片栗粉を薄くまぶし手でのばすように全体になじませてからゆでればOK♪

ゆでるコツは沸騰したら一旦火をとめて、ここで鶏肉をイン!

弱火から中火で3分だけゆでて、また火を止めましょう

鍋にアルミホイルをかぶせてから蓋をし、そのまま30分放置して余熱で火を通せばOK!

→片栗粉でよだれ鶏はココからチェック

 

■マヨネーズ/ヨーグルト

こちらはご存知の方もおおいのではないでしょうか?

鶏肉の繊維を壊した後に、マヨネーズ(またはヨーグルト)をつけてラップにくるんで10分放置

時間が経ったらラップをはずして湯煎にかけられる袋にいれ、密閉してゆでましょう。

ゆであがったら切って盛り付ければ完成!(もちろん別途タレも忘れずにかけてくださいね♪)

カレーや炒めものなどにもこの方法はおススメ。

柔らかくなる理由としてはマヨネーズの原料に秘密アリ。

マヨネーズは卵・油・酢からできています。

酢は肉の保水効果を高める働きがあること、また油が肉の表面をコーティングすることで、加熱した際に水分が抜けにくいからなのです☆

 

■まいたけ

これは劇的に柔らかくなるのでなかなか面白い方法です。

まいたけをみじん切りにし、少量のお塩と一緒に(ほんのひとつまみ)鶏肉にまんべんなくまいたけが付くように袋に入れて密封しましょう。

冷蔵庫でねかせた後(1時間程度ねかせれば完璧!)ゆでればOKです。

鶏肉が柔らかくなったのは、舞茸に多く含まれる「プロアテーゼ」といわれる酵素が肉を柔らかくするため。

漬け込んだ時に使用した舞茸を最後にタレとして味を付けなおして使うのがおススメ!

 

■電子レンジ

この方法はカンタンで失敗ナシなのでおススメ!

むね肉は厚みがあるので肉の中心から観音開きにし厚みを均等にしましょう。

下味をつけて(ここはやはり「ヤマサ ぱぱっとちゃんと これ!うま!!つゆ」 がいいですね!)くるくると巻き、

クッキングペーパーで包み耐熱皿の上にのせ、まんべんなく下味をからませましょう。

600wの電子レンジで4分加熱し、上下を返し4分加熱すればOK!

粗熱が取れるまで置いておけば、こちらもじんわりと余熱がいい仕事をしてくれます♪

ヤマサのHaapyRecipeに写真付きの手順がのっていますのでぜひ、チェックしてみてください!

→クッキングぺーパーでよだれ鶏はココからチェック

また、クッキングペーパーではなく“ラップ”を使う方法もあるのでこちらもチェックしてみてください。

→ラップでよだれ鶏はココからチェック

 

■炊飯器

究極の手間いらず!

なのにジューシーっていいとこ取りすぎですね!

下味と共に鶏肉を湯煎にかけられる密封袋に入れ、よく揉み込む!

そして空気を抜いて口を閉じ、炊飯器の内釜に入れましょう。

熱湯をかぶる程度加え、蓋をして保温モードを押す。

そのまま60分ほどおく。

はい、以上です♪

えー!?これだけでふっくらジューシー!?

そうなんです。

ぜひお試しください!!

→炊飯器のよだれ鶏はココからチェック

 

お好みの方法で鶏肉がふっくらジューシーに仕上がったら「タレ」を作りましょう!

 

■基本のタレはいったい何が必要?

よだれ鶏」の基本のタレは

にんにく、生姜すりおろし、醤油、酢、はちみつ、ラー油、鶏がらスープ、ごま油、花椒

これらを使ってタレを作ります。

もちろんこれをすべて揃えなきゃダメ!というわけではありません。

もっと辛く作りたい

逆に辛みをおさえたい

さっぱり食べたい

コクを出したい

そんな好みに合わせたタレを作りましょう!

 

■鶏のゆで汁を使う

基本のタレでもお話しましたが、通常鶏ガラスープを使います。

顆粒だしを使う代わりにここはぜひ、鶏のゆで汁を使ってみてください。

最高の味になりますよ!

また、鶏のゆで汁は「ヤマサ昆布つゆ 白だし」と塩、こしょうで味を調えると中華スープとしても楽しめるので、一回で二度おいしいですね!

→鶏のゆで汁を使ったタレレシピ

 

■市販の調味料でもおいしい

かしこく時短!

生姜などが自宅にない時は、市販のチューブ調味料でもOK。

またはいろいろ調味料を揃えるのは少し面倒、なんて時は市販のタレを使ってみるのもいいと思います。

手を抜けるところは上手に手を抜きましょう♪

→市販のタレを使ったレシピ

 

■コクを出したいときにおススメなのが“オイスターソース”

基本の調味料にオイスターソースをプラスしてみてください。

コクのあるタレが完成します。

そのほかのアレンジとしてピーナッツバターなどをプラスするとまろやかでコクのあるよだれ鶏が完成します。

ナッツなどを砕いて入れるのもいいですね!

→オイスターソースを使ったタレレシピ

 

■調味料は全部揃えなくても本格的な味ができる

ピリッとした辛みのある花椒をいつもストックしているという方は少ないと思います。

上手に代替品でタレを作りましょう!

花椒がなければ山椒でもOK。

また辛みの調節にはラー油の量を減らせばお子さんでもおいしく食べられます。

ネギが苦手な方はレンジで加熱してから使用するといいですよ。

またはネギがなくても大葉などを代用できます。

お好みでパクチーなどにしてもOKです。

さっぱり食べたいときに使用するのが「白だし」

味噌と酢、砂糖、白だし、ごま油、すりごまを混ぜ合わせたら完成です♪

 

いかがでしょうか。

ぜひ、「しっとりジューシーな鶏肉」と「お好みの絶品タレ」であなたの大好きな「よだれ鶏」を作ってみてください。

次回は最終回。

【しっとりジューシーよだれ鶏】よだれ鶏レシピ総集編【プロも絶賛よだれ鶏レシピ】です。

お楽しみに♪