リアル「粉もん道場」第三回<温度と風味、たき焼き・明石焼篇>
明石から、協力な応援隊も登場!
今回も盛りだくさん&にぎやかな内容でお届けします^^
「粉もん道場」第三回!
まずは、第二回「うどん」の宿題発表からスタート。
好評は、おなじみ日本コナモン協会 熊谷会長。
会長からも思わず「勉強になります!」と言葉がでた、
門下生みなさんの力作はゼヒ動画でチェック♪
さて、今回のお題は「たこやき・明石焼き」。
の前に!
まずは、関西福祉科学大学教授の的場先生による「温度と風味」の講義。
いつも何気なく食べている料理、
温度によって風味が変わるって知っていましたか?
夏は冷たい飲み物がおいしいですが、
同じ冷やすでも、
コーヒーはホットよりアイスの方が苦味を感じ、
果物などのジュースは冷やした方がより甘味を感じる。
そう、どんな食べ物にも
おいしく食べる”適温”があるんです。
冷めたタコ焼き、お好み焼き、焼きそばは、
う~ん・・・イマイチですよね。
でも加熱しあたためることで、
化学反応が起こり香りが発生!
そうすると、がぜんお腹が鳴っちゃいますよね(笑)
香りは高い温度である程豊かに立ちます。
今度、粉もんを食べる時は
ゼヒ「香り」も意識して食べてみてくださいね!
さてさて続いては、
再び日本コナモン協会の熊谷会長が登場~!
実は、大学の卒論が「たこやき」だった熊谷会長!
初めて書いた著書も、もちろん「たこやき」について。
熊谷会長の「たこやき愛」はすご~く深いんです!
ところで、みなさん「たこ半夏生(はんげしょう)」ってご存知ですか?
今年の7月2日は「たこ半夏生」。
この時期、おいしいたこを食べて、今年後半の健康を願う昔ながらの風習。
さてさて、たこ焼きに話を戻すと、
大阪でのたこ焼きのルーツは、
ほんとのとこは分からないながら、
昭和の初め頃誕生したと言われています。
その前身は「ラジオ焼き」や「ちょぼ焼き」と言われるもの。
形はタコ焼き、なかは甘辛く味付けをしたコンニャクやエンドウ豆、
紅しょうがなど入れたものだったそうです。
その中に、ある日たこを入れるという発想が生まれました。
ここで、ちょっと”たこトリビア”♪
みなさんがたこの頭と思っている部分は、実は胴体。
足よりは胴体より手頃な値段のため、
これを利用してうまくおいしく食べようというところから
「たこ焼き」が生まれたと考えられています。
ちなみに明石では、大阪でたこ焼きが生まれる前から
「明石焼き」として当時からたこを入れていました。
ということで!
強力な助っ人講師が明石から参上。
その名も「あかし玉子焼ひろめ隊」
隊長の古志利宗さん~!
もう、見た目からすでにインパクト大です☆
ここで、あたたかいおだしと冷たいおだしでの明石焼き食べ比べタ~イム!
あたたかいおだしの方は、
先程の的場先生の講義にもあったとおり、
温度が高いのでだしの風味がフワっと香り、
冷たいおだしはサッパリ風味。
どちらもおいしく、これはお好み。
第一部の最後は、
ヤマサ醤油マーケティン部の藤村部長による、
和食だけでなく、洋食にも使えるしょうゆのお話し。
そんなしょうゆがあるの?
はい、あるんです!
それがフレンチの巨匠ジョエル・ロブション氏が監修した
「ヤマサ鮮度の一滴プレミアムしょうゆ」!!
そして、しょうゆだけじゃありません!
和洋ともにピッタリなお味♪
ん?ヤマサ醤油がなんでソースのようなたれも作ってるの?とお思いの方。
実は、日本で最初にソースを販売したのはヤマサなんです!
その昔ヤマサ醤油七代目の濱口梧陵が渡米し、
あちらで食べたソースに感激し、
帰国後、日本人向けに国産ソースの第一号「ミカドソース」を開発。
東洋と西洋の融合、そんな歴史を繰り返すように、
今回はロブション氏とのタッグを組んだプロジェクト。
ロブションさんこだわりのレシピには、
ざくろやさくらんぼ、赤ワインなど入っていて、
卵、バター、クリームなどとの相性もバツグン!
和DEミックスなレシピにもピッタリでおすすめです☆
そして、忘れちゃいけないもう1本!
実は、先程の食べ比べで登場しただしも
こちらの「昆布つゆ白だし」。
昆布と鰹のダブルの旨み!
そうこれは『旨みの相乗効果』ですね☆
そんな盛りだくさんな第三回目、
詳細は動画でじっくりチェックしてくださいね♪
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