5月
の旬の食材

たけのこ

4~5月

栄養

たけのこはカロリーが低く、食物繊維が豊富。うま味成分のグルタミン酸、アミノ酸のひとつであるアスパラギン酸、カリウムにも富んでいます。ゆでた時にでる白い粒状のものはチロシンというアミノ酸で害はありません。

選び方

たけのこは伸びすぎたり、日にあたる時間が長いものはアクが強くなるため、伸びすぎず、皮の色が薄いものを選びましょう。日にあたる時間が長いほど皮の色は濃くなり、先が開いてしまっているものは避けましょう。適度に湿り気があり、皮にツヤと光沢があるもの、太めで短く重いもの、また根元に赤い斑点がないものが新鮮です。

保存方法

たけのこは掘り出されたあと、時間とともに鮮度が落ちアクが強まるため、皮付きのまま保存せず、できるだけ早くゆでましょう。アク抜きをして使い切れなかったたけのこは、ぬかと唐辛子の入ったゆで汁ごとタッパーなどの保存容器に移し冷蔵保存することで、4~5日は保存可能です。

調理ポイント

アク抜きの方法は、たけのこの穂先を切り落とし、残りの身がすっぽり入るサイズの鍋を用意します。鍋に穂先を切り落としたたけのこを入れ、たけのこがかぶるくらいの水、ぬか、赤唐辛子を加えて強火にかけます。沸騰したら落としぶたをして、吹きこぼれないよう注意しながら、弱火で40分~1時間ゆでます。根元の太い部分に竹串を刺してみて、スッと通るようになったら火を止めて、鍋のまま冷めるまで置きます。この時、流水で冷やしてしまうと、アクがしっかり抜けないので注意しましょう。
たけのこを使ったレシピ