知っているようで知らない「たこ」の魅力!第一回:まずは知りたい!「たこ」の基礎知識
知れば知るほど面白くなる、「たこ」の魅力をのぞいてみませんか?
第一回は「たこ」の種類・栄養・選び方など基礎知識をご紹介します。
8月にご紹介するのは「たこ」。
私たちの食卓でおなじみの「たこ」ですが、「たこ」のことをどれくらいご存知ですか?
どんな種類がいるの? どうやって保存するの?
――知っているようで、意外と知らない「たこ」の世界。
第一回は、おいしく食べるだけではもったいない、「たこ」の面白い話や基礎知識をご紹介します。
■「たこ」の種類
スーパーなどでよくみかける「たこ」は「マダコ」と「ミズダコ」の2種類が多いのではないでしょうか。
実は国内でとれる「たこ」はこの2種類以外にも「ヤナギダコ」、「テナガダコ」、「イイダコ」、「ワモンダコ」などがあります。
「マダコ」は コリッとした歯ごたえと濃い旨味が特徴。
「ミズダコ」は大きくて柔らかく水分が多いのが特徴です。
■「たこ」の産地
さて、ここで問題です。
私たちが食べている「たこ」ですが、どこの産地が一番多いでしょうか。
北海道?兵庫県?
実は日本で流通している「たこ」の7~8割は輸入品です。
モーリタニア産、モロッコ産といった表記の「マダコ」をよく見かけますよね。
日本人がよく食べる「マダコ」は国内の場合、瀬戸内海、九州、関西が主な産地。
中でも「明石だこ」は有名です。
そして「ミズダコ」は北海道、三陸沿岸で漁獲されます。
日本で一番水揚げされている「たこ」は「マダコ」ではなく「ミズダコ」と「ヤナギダコ」。
「ミズダコ」は宗谷・留萌だけでも北海道の「たこ」漁獲を大きく支えています。
また、十勝では、「たこ」の漁獲量の約8割が「ヤナギダコ」という地域もあります。
■「たこ」の栄養
「たこ」は低脂質で高たんぱく!
タウリンやビタミン、ミネラルも含み、旨みたっぷりの頼れる食材です。
そして「たこ」の嬉しいところは、脂質が少なく、食べ応えのあること。
「しっかり食べたいけれど、脂っこいものは控えたい」というときにもおすすめの食材です。
■おいしい「たこ」の選び方
次においしい「たこ」の選び方をご紹介します。
「生だこ」と「茹でだこ」ではチェックするところが違うので、そこも押さえておきましょう!
〇「生だこ」の場合
「生だこ」は鮮度が命。身が締まっていて、持ったときにしっかりしているものがおすすめです。
・身に透明感があり、ツヤがある
・身がふっくらしていて、弾力がある
・吸盤がしっかりしていて、吸盤同士がつぶれていない
・表面が乾燥していない
・嫌なにおいがしない
〇「茹でだこ」の場合
「茹でだこ」は、色・ツヤ・弾力を見るのがポイント!
・赤紫色が鮮やか
・表面にツヤがある
・吸盤がきれいに残っている
・身にほどよい弾力がある
・パックに水分が出すぎていない
吸盤は意外と盲点かもしれません。
購入する際はしっかり見てみましょう!
■「たこ」の保存方法
おいしい「たこ」を購入したら、できるだけ早く調理するのがおすすめです。
しかし余っても大丈夫!
「たこ」の保存方法をご紹介します。
〇「生だこ」の場合
キッチンペーパーで水分を拭き取り、ラップでぴったり包みましょう。
冷蔵庫のチルド室など、温度の低い場所へ入れるのがおすすめです。
冷蔵の場合は購入した当日~翌日を目安に使いましょう!
また、すぐに使わない場合は、冷凍保存も可能です。
使いやすい大きさに分け、1回分ずつラップで包みましょう。
冷凍用保存袋に入れて冷凍し、2週間程度を目安に使い切るのがベスト。
〇「茹でだこ」の場合
市販の「茹でだこ」も、開封後は傷みやすいので注意が必要です。
冷蔵の場合は「生だこ」同様、キッチンペーパーで水分を拭き取り、ラップでぴったり包み冷蔵庫へ。
2~3日程度を目安に食べ切るのがおすすめです。
「茹でだこ」も冷凍保存が可能です。
「生だこ」同様の手順で保存し、2週間程度を目安に使い切りましょう。
ここでワンポイントです。
「たこ」は冷凍できますが、解凍すると水分が出て食感が少し変わることがあります。
そのため、
・刺身・酢の物 → 冷蔵で早めに食べる
・炒め物・煮物・たこ焼き → 冷凍保存におすすめ
と使い分けると便利です。
そして、冷凍した「たこ」は冷蔵庫でゆっくり解凍すると、ドリップが出にくく食感も比較的保ちやすいですよ♪
■「たこ」の茹で方
「たこ」は茹で方によって、やわらかく仕上げるか、ほどよい歯ごたえを残すかが変わります。
まずは一般的な茹で方をご紹介します。
※市販の「下処理済み(ボイルされたもの)」の場合、この工程は不要です。
・下処理をする
「生だこ」は、まず塩を使ってしっかり揉み洗いします。
ぬめりが取れて、表面がキュッとするまで揉み、その後よく水で洗います。
・鍋にたっぷりのお湯を沸かす
「たこ」が入るくらいの大きめの鍋を用意します。
お湯に酒少々を加えてもOKです。
・「たこ」の足先から入れる
「たこ」の頭を持って、足先だけを熱湯に何度か出し入れします。
すると足がクルンと丸まって、見た目にもきれいに仕上がります。
・全体をお湯に入れる
足が丸まったら、「たこ」全体を鍋に入れます。
火加減はグラグラ煮立てすぎない程度に。
・火が通ったら取り出す
大きさによって時間は変わりますが、目安として数分~10分程度。
一番太い部分に竹串を刺して、スッと入るくらいになればOKです。
また、冒頭でも述べたように「たこ」は加熱時間によって食感が変わります。
短時間加熱 するとプリッとした歯ごたえに。
じっくり加熱 するとやわらかく仕上がります。
ただし短時間に、といっても中途半端な加熱時間だと硬すぎることもありますので、「刺身や酢の物ならプリッと」「煮物ならじっくりと」という風に、お好みや料理によって加減を調整するのがおすすめです。
いかがでしたか?
お目当ての「たこ」をゲットしたら早速調理してみましょう!
次回は
知っているようで知らない「たこ」の魅力!第二回:「たこのさっぱりレシピ編」です。














