2020.10.13

「“おでん”の世界へようこそ♪今日からあなたも“おでん博士”・・・つゆ、ダシ編」

寒くなると恋しくなるおでんの湯気。
大好きな具を選びながら、ハフハフ・・・と食べる“おでん”。
幸せを運んでくる“おでん”の秘密にせまります。
第一回の今日は“つゆ、ダシ編”です。

寒くなると食べたくなる料理の1つ「おでん」。

みなさんは「おでん」についてどれくらいご存知ですか?

本題の「つゆ、ダシ」の前に「おでん」の豆知識について少しふれておきましょう。

 

■「おでんの名前は

なんで「おでん」っていうのか考えたこと・・・ありませんよね。

江戸時代後期、竹串に刺した豆腐に味噌をつけて食べる“田楽”が流行したそうです。

当時の田楽は「豆腐」が主流。

その豆腐田楽に「御(お)」をつけて略称として「御田(おでん)」と呼ぶようになったのが始まりなんだとか。

 

焼く、から煮る、へ

江戸時代後期には醤油づくりがとても盛んになりました。

そんなことも重なり、一度焼いてから味噌をつけるやり方から、豆腐を醤油で煮込むスタイルの「おでん」が流行り出したのだとか。

大正時代には関西へも広まり、そこからは一気に全国へ広がったようです。

 

かんとだき、とは?

こうやって関西にも広まった「おでん」ですが、やはり当初は「田楽」と区別していたようで、「関東煮(かんとだき)」と呼んでいたのだそう。

 

さあ、いよいよきました。

おでん」の「つゆ、ダシ」についてです。

おでん」のつゆは何味!?

関東と関西では好みの違う「つゆ、ダシ」。

関東が「濃口しょうゆに砂糖と酒を加える甘辛い味」なのに対して

関西は「薄口しょうゆにみりんと塩を加えるあっさり味」。

かつおだしと昆布だしなのは共通なのですが、重要な共通点がもう1つあります。

おいしさの秘訣といっても過言ではない「具材の本来の味」です。

まさに100年以上続く老舗の「おでん屋」さんのおいしさのヒミツですね。

具材から出るダシがおいしさを更にプラスしているのです。

だからこそ、入れる具材は重要!

これで味が決まるというわけです。

 

そうは言っても一般家庭で「おでん」を作るのに1ヶ月煮込むなんてことをするわけにもいかないので、やはりベースの「つゆ」は大事ですよね!

今日はヤマサのHappyRecipeから「つゆ、ダシ」別の一般的な「おでん」レシピを3つご紹介したいと思います。

定番「ヤマサ昆布つゆ 白だし」を使って■

揚げ里芋のほっこりおでん

https://recipe.yamasa.com/recipes/3014

普通に里芋を加えるのではなく、油でさっと揚げてからおでんの具にすることで、コクが出てうまみもアップしてくれる絶品おでん。

 

「醤油」ベースの“かんとだき”を「ヤマサ極鍋 昆布だし鍋つゆ(醤油)」で■

手づくりのがんも入りおでん

https://recipe.yamasa.com/recipes/3560

化学調味料無添加で仕上げた「ヤマサ極鍋 昆布だし鍋つゆ(醤油)」を使い、手軽に関東風おでんを作ります。

 

お店のような本格的な味わいを「ヤマサ 焼あごだしつゆ」で■

鶏団子おでん

https://recipe.yamasa.com/recipes/2972

定番のおでん種に鶏団子をプラスして更においしさUP!

 

いかがでしたか?

なかなか奥が深い「おでん」の世界。

おいしい「つゆ、ダシ」の理由を知ったら、やはり「おでんの具材」も気になるところ。

次回は「“おでん”の世界へようこそ♪今日からあなたも“おでん博士”・・・具材編」です。

お楽しみに!

  • 2020.10.19 13:18

    野良猫さま
    コメントありがとうございます!!
    まさにそのとおり!!
    ダシって大切ですよね・・・

  • 2020.10.17 06:19

    出汁が美味いとそれだけで満足。。・・出汁で失敗すると叱咤の嵐。出汁には手間を掛けて作ります。ハマると深い世界ですね。招福