「“おでん”の世界へようこそ♪今日からあなたも“おでん博士”・・・つゆ、ダシ編」
大好きな具を選びながら、ハフハフ・・・と食べる“おでん”。
幸せを運んでくる“おでん”の秘密にせまります。
第一回の今日は“つゆ、ダシ編”です。
寒くなると食べたくなる料理の1つ「おでん」。
みなさんは「おでん」についてどれくらいご存知ですか?
本題の「つゆ、ダシ」の前に「おでん」の豆知識について少しふれておきましょう。
■「おでん」の名前は■
なんで「おでん」っていうのか考えたこと・・・ありませんよね。
江戸時代後期、竹串に刺した豆腐に味噌をつけて食べる“田楽”が流行したそうです。
当時の田楽は「豆腐」が主流。
その豆腐田楽に「御(お)」をつけて略称として「御田(おでん)」と呼ぶようになったのが始まりなんだとか。
■焼く、から煮る、へ■
江戸時代後期には醤油づくりがとても盛んになりました。
そんなことも重なり、一度焼いてから味噌をつけるやり方から、豆腐を醤油で煮込むスタイルの「おでん」が流行り出したのだとか。
大正時代には関西へも広まり、そこからは一気に全国へ広がったようです。
■かんとだき、とは?■
こうやって関西にも広まった「おでん」ですが、やはり当初は「田楽」と区別していたようで、「関東煮(かんとだき)」と呼んでいたのだそう。
さあ、いよいよきました。
「おでん」の「つゆ、ダシ」についてです。
■「おでん」のつゆは何味!?■
関東と関西では好みの違う「つゆ、ダシ」。
関東が「濃口しょうゆに砂糖と酒を加える甘辛い味」なのに対して
関西は「薄口しょうゆにみりんと塩を加えるあっさり味」。
かつおだしと昆布だしなのは共通なのですが、重要な共通点がもう1つあります。
おいしさの秘訣といっても過言ではない「具材の本来の味」です。
まさに100年以上続く老舗の「おでん屋」さんのおいしさのヒミツですね。
具材から出るダシがおいしさを更にプラスしているのです。
だからこそ、入れる具材は重要!
これで味が決まるというわけです。
そうは言っても一般家庭で「おでん」を作るのに1ヶ月煮込むなんてことをするわけにもいかないので、やはりベースの「つゆ」は大事ですよね!
今日はヤマサのHappyRecipeから「つゆ、ダシ」別の一般的な「おでん」レシピを3つご紹介したいと思います。
■定番「ヤマサ昆布つゆ 白だし」を使って■
「揚げ里芋のほっこりおでん」
https://recipe.yamasa.com/recipes/3014
普通に里芋を加えるのではなく、油でさっと揚げてからおでんの具にすることで、コクが出てうまみもアップしてくれる絶品おでん。
■「醤油」ベースの“かんとだき”を「ヤマサ極鍋 昆布だし鍋つゆ(醤油)」で■
「手づくりのがんも入りおでん」
https://recipe.yamasa.com/recipes/3560
化学調味料無添加で仕上げた「ヤマサ極鍋 昆布だし鍋つゆ(醤油)」を使い、手軽に関東風おでんを作ります。
■お店のような本格的な味わいを「ヤマサ 焼あごだしつゆ」で■
「鶏団子おでん」
https://recipe.yamasa.com/recipes/2972
定番のおでん種に鶏団子をプラスして更においしさUP!
いかがでしたか?
なかなか奥が深い「おでん」の世界。
おいしい「つゆ、ダシ」の理由を知ったら、やはり「おでんの具材」も気になるところ。
次回は「“おでん”の世界へようこそ♪今日からあなたも“おでん博士”・・・具材編」です。
お楽しみに!
野良猫さま
コメントありがとうございます!!
まさにそのとおり!!
ダシって大切ですよね・・・