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ヤマサのレシピコンテストでは「akai-saladさん」のお名前で度々入賞をされ、コンテスト常連者から今ではレシピストとして活躍されている長岡美津惠さん。やさしくエレガントな雰囲気の中に、夢を叶える熱いパワーとバイタリティーを秘めた長岡さんの、お料理人生についておうかがいしました。

自分で
料理を創作する
面白み

お料理が好きになったきっかけは?

「私は実家が岩手で、農家の生まれなんです。両親が共働きだったこともあり、小さい頃から夕飯の支度などは自然と私がするようになり、それがきっかけでお料理に興味を持つようになりました。田舎なので近くにスーパーも無くて、とにかく家にあるもので作るのが基本。料理の雑誌や本を見ると、色んな調味料や食材が使われていて、自分じゃその通りに作れないんですが、でもなんとかあるもので工夫しようと頑張るんですよ。そんなことをしているうちに、“自分で料理を創作する面白み”を覚えてきました。

大人になって就職をきっかけに上京し、会社の寮に入ったんですが、そこのご飯があまりおいしくなくって(笑)それで自炊をするようになりました。子供の頃から変わらず、料理を創作するのが好きだったんですが、ブログやSNSなども無い頃なので、せっかく作っても披露する場が無いんですね。自分だけで食べてもつまらないので、だんだんと友達を呼んでは料理を作るようになったところ、おいしいと喜んでもらえ嬉しかったのを覚えてます。やがて結婚して、はじめて自分の城ともいえるキッチンを持つことに。主人がなんでも喜んで食べてくれる人ということもあり、日々色々と料理を作る生活が始まりました。1人の時と違って、毎日食べてくれる相手がいると張り合いもあり、さらに創作心が高まりましたね。」

コンテストへの
チャレンジを続け
つかんだ夢

「ちょうどその頃、今から25年くらい前ですが、料理コンテストが盛んになり始めたんです。バブル時代ということもあってか、賞品も海外旅行や電化製品などすごく豪華で(笑)賞品にも魅かれましたが、とにかく自分の考えた料理をプロの審査員のみなさまに披露できるというのが面白くて、どんどんとコンテストへチャレンジすることにハマっていきました。

と同時にお料理を仕事にしてみたいという気持ちもすごく強くなってきて。今みたいにネットが普及していない時代だったので、積極的にコンテストなどの場に出て自分をアピールしないと目をつけてもらえないのではと感じたんです。なので、コンテストを色々調べては応募して、どうにかして私を知ってもらいたいという一心で頑張りました。

とはいえ、その当時は例えコンテストでグランプリを獲っても、なかなかお仕事には繋がらなくて。一般の主婦がたまたま1位になっても、そこで企業様からお仕事をいただけることは無かったんですね。でもきっと何かに繋がるはずと信じて続けていたところ、ある時 水産企業様からご連絡があり、レシピ開発のお仕事をいただきました。もう17年のご縁になりますが、今でも続けさせていただいてます。それがきっかけになって、徐々にですがお仕事のお話もいただけるようになりました。」

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ずっと「料理のお仕事がしたい!」という志を持ちながらも、夢を叶えるための努力を続けるのは簡単なことではないと思います。

「そうですね、もうだいぶ昔のことになりますが、料理コンテストの参加者同士で食事をする機会があって。ちょうどその頃私はやっと少しずつお料理の仕事が軌道に乗り始めて、自分の撮ったレシピ写真が企業様のパンフレットやレシピカードに掲載されて嬉しいという話をしたところ、既にプロとして活躍されているカメラマンの方から「素人がプロの邪魔をしちゃいけない」って言われたんです。素人が撮った写真がそうやって掲載されるようになると、プロの仕事が無くなるからという意味合いで言われたようだったんですが、その時は本当にショックで「私は素人なんだ・・・」って思ったんですね。その反面、そう言われたことが正直悔しくって。だったら自分もプロと言われる仕事をしたい!そのためになら、もっと努力できると強く思いました。」

計らずもその言葉を逆にバネにして、今の長岡さんがあるんですね。ある意味ターニングポイントとなる出来事でしたが、続けてこられた一番の原動力は?

「10年程前に、お友達の誘いでフードコーディネイターのスクールへ見学に行ったところ、とても面白くて、そのまま入校したんです。入学の際スタッフの方から「宿題のレポート提出のためにパソコンが必要ですが、使えますか?」と聞かれたので「主人が使えますので大丈夫です!」って答えたら、ポカーンとされて(笑)それで早速パソコンを買いに行って、息子に教えてもらったんです。息子の話だと最初は「紫たまねぎ」って打つのにも15分かかってたって言われて、今でも笑い話にされるんですが(笑)

その時、先生からのアドバイスでブログも始めるようになったんですが、自分で作ったレシピや写真をアップすると色々な方からコメントをいただけるのがとても嬉しくて。それが何よりの励みになりましたね。」

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目玉焼き
アートは
元気の素♪

長岡さんは「目玉焼きアーティスト」というユニークな肩書もお持ちですね。

「最初は目玉焼きの白身に何か具材を入れて焼いたら面白いかな、って思ったのが始めたきっかけなんです。ベーコンやコーンを混ぜて焼いたら、ピンクや黄色の色味がかわいくて。それをブログにアップしたところ、すごく反響をいただいて、それから色々と作るようになりました。もう40種類くらい作ったかな?フライパンは特に専用のものではなく、小ぶりなものを使ってます。前かがみになって真剣に具材を並べている姿を見て、家族からは怖いって言われますが(笑)
でも、目玉焼きって太陽みたいじゃないですか。例え曇りや雨の日でも、朝から目玉焼き作ると「あぁ!今日も晴れてるな~!」って元気をもらえるんです(笑)」

「花人参のかわいい目玉焼き」では「ヤマサ昆布つゆ白だし」を使われていますが、お気に入りのヤマサ商品は?

「そうですね、「ヤマサ昆布つゆ白だし」は使いやすくて、色もきれいに仕上がるので気に入っています。そのままでももちろん、オリーブオイルやごま油と混ぜても相性がいいので用途が広いのがいいですね。

後は「ヤマサ鮮度の一滴 香り立つ超特選しょうゆ」が発売された時は、衝撃的で!それまで、おしょうゆは1リットルのボトルを買っていたんですけど、最初は注ぐと赤くても、しばらくすると真っ黒になるでしょ。だから、「おしょうゆの色って変わるんだな」って薄々は思ってたんですよ。でも「鮮度の一滴」がでて、コマーシャルで「おいしいしょうゆは赤い」ってやっていた時に「ホントにその通り!」と思って。鮮度パックに入っているので、ずっと赤くおいしいままで使えるのは嬉しいですよね。

自己流を
楽しむ!

長岡さんのレシピはおいしそうなのはもちろん、レシピ写真のスタイリングや世界観も素敵ですよね。

「水産企業様のお仕事を始めた頃は、レシピだけで写真は付けていなかったんですが、やっているうちにやっぱり写真があった方がいいじゃないかなと考え、撮るようになったんです。その写真をレシピカードなどに使っていただく機会も増え、そこから撮ることにもどんどんと興味がわき、スタイリングなどにも気を付けるようになりました。」

写真とスタイリングは独学ですか?

「最初は独学からスタートでした。その後、フードコーディネイターのスクールで写真の撮り方やスタイリングの基礎をしっかり学んだことで、今まで分からなかったこともよく理解できるようになりました。普段は特に何かを参考にするということでもなく、基本はお料理が引き立つように、シンプルなスタイリングを心がけています。」

レシピのアイディアはどんな時に思い付くのでしょう?

「その時々ですが、旅先の味をヒントに作ることもありますね。以前、料理家仲間とタイやベトナムへ旅したのですが、本当にどれを食べてもおいしくて!そこでエスニックに目覚め、誰に習う訳でもなく自己流ですが色々と作るようになりました。なのでヤマサさんのレシピでも、ついついエスニックが多くなってますね(笑)」

自己流を楽しむ感覚、イイですね!和DEミックスなレシピは、どこからヒントを?

「日本人って、知らない間に和DEミックスしてますよね。昔から、カレーにおしょうゆとか、自然にやってるじゃないですか(笑)なので改めて構えて考えなくても、色々と自由なアイディアで楽しめると思います。私の場合は、やっぱりみなさんに作っていただきたいという想いがあるので、一般的なよく知られているお料理をアレンジするようにしています。一からの創作ではなくて、みなさんの中で馴染みのあるお料理を選ぶことで、親しみやすく「作ってみようかな!」と感じてもらえればと思っています。」

そんな長岡さんの、これからの夢は?

「私、自分の中で、こういう感じでお仕事がしたいと思い描いていたことが実現していて、現状に素直に満足しているんです。色々ありましたが、年を重ねて今にきて、この年になっても大好きなお料理のお仕事をいただけて、本当にありがたいなって。

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後は、ライフワークの「目玉焼きアート」を極めていきたいと思っています。たぶん、これをやっているのは私だけだと思っているので(笑)これからも私らしい“自己流”を楽しみながら頑張っていきたいと思います!」

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