「ヤマサの「上」のマークは、何の意味?」の投票結果&正解発表!
■ヤマサのロゴの右肩にある「上」のマークが意味するものは?
みなさん、こんにちは!Happy Recipeスタッフの田辺です。
今回は、たくさんの投票をいただいた「ヤマサの「上」のマークは、何の意味?」
の回答結果を発表します!
さっそく回答が多かった順に、コメントと合わせてご紹介しましょう。
1位 C 上様(将軍様)に献上するしょうゆ …… 69票
「歴史がありそうだから」「クオリティーが高そう!」
「将軍様御用達、という感じかな、と思いました」
「それだけおいしい醤油ということで」
2位 B 最上しょうゆ …… 26票
「もっとも上のという意味を込めて」「品質重視」
「しょうゆが美味しいから」「そうであってほしいので」
3位 A 坂の上にある会社 …… 4票
「たぶんそんな気がします」「なんとなく」
もっとも多かったのは「上様(将軍様)に献上するしょうゆ」という回答でした。
選んだ方のコメントを見ると、創業1645年のヤマサの“歴史”に着目した方が多かったようです。
さて、果たして正解は……!
Bの「最上しょうゆ」でした!
Cを選んだ方の中にも、Bと迷ったという方がいらっしゃいましたが、
最上のしょうゆ = 献上するしょうゆ、とも考えられるかもしれませんね!
■「最上しょうゆ」として認められた証し
江戸が大きく発達していく時期、千葉県の銚子に創業したヤマサ。
銚子は、夏涼しく、冬暖かい気候と、高い湿度が特徴で、しょうゆづくりに重要なこうじ菌にとっても
最適な環境でした。
そうした環境で、ヤマサ醤油がこだわって生み出し、今も受け継がれている独自のこうじ菌「ヤマサ菌」は、
この江戸時代に始まったもの。
本当に歴史を感じますよね!
やがて江戸末期の1864年、幕府は物価の上昇を抑えるため、
諸商人に販売価格の3〜4割引を厳命したそうです。
ところが、ヤマサをはじめとする品質が優良な7銘柄のみ、
特に「値を下げるに及ばず」とのお墨付きを得て、「最上しょうゆ」の称号を得たのです。
というわけで、マークにある“上”の文字は、「最上しょうゆ」の証なのです!
さらに、1895年(明治28年)、ヤマサのしょうゆは、
関東最初の宮内省(現在の宮内庁)御用達しょうゆにも選ばれ、
高品質のしょうゆとしての地位を確立しました。
現在も「上」の字をつけ続けているのは、品質の良い製品づくりを忘れないためです。
ロゴマークの意味を理解してからヤマサのしょうゆを使ってみると、
また少し気分が違うのではないでしょうか?
豆知識としてもぜひ、ご家族や友人のみなさんとシェアしていただけたら、うれしいです!
加藤強さま
コメントありがとうございます!
最上しょうゆ、ヤマサを今後とも宜しくお願いいたします!!