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独特の世界観ある料理写真で、Instagramでも人気の「マッキーさん」。
今回は、お住まいの富山を訪れ、ご自宅にある素敵なスタジオでマッキーさんについてのあんなコトこんなコト、いろいろとお話をうかがってきました。

父に
感謝の
料理人生

料理をはじめられたきっかけは?

「ずばり、父の影響なんです。私自身は富山の生まれなんですが、父は仕事柄、出張や転勤が多く、全国あちこちのおいしい食べものを食べているうちに、すっかりグルメ人間に。

母がとても料理上手なので、父も最初は自分で料理をすることは無かったんですが、もともとが器用な人なので、おいしいものを食べ歩きしているうちに、自分でも作ってみたいと思うようになったようで。なので、こどもの頃は、普段は母が料理を作ってくれ、週末になると父が食べ歩きでつちかった舌と腕をふるって料理を作ってくれていました。そういう家庭で育ってきたので、私も必然的というか、同じDNAの成せる技というか(笑)、成長するにつれ食に関心のあるライフスタイルになってきましたね。」

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そんなご両親の姿を見て育つと、まさに日常の家庭の中から「食育」ですね。

「そうですね、うちも妻が料理上手なのですが、共働きなので、つい去年まで娘2人はすぐ近くに住む両親の家でよく過ごしていたんです。母は孫たちのことを考え栄養バランスのとれた料理、父は手作りのピザやちょっと変わった珍味などを食べさせてあげていたみたいです。」

3世代に渡る、食好き家系ですね!

「はい、それはもう筋金入りの(笑)私も父の影響でピザ作りをはじめたので。娘たちは、父と私、どっちのピザもおいしいと言ってくれますが、子供はうまいこと言いますよね(笑)なので、料理に関しては日々のごはんから、現在のレシピ制作のお仕事まで、父の影響。すべては“父に感謝”ですね。」

そうやって、素直に親へ感謝の言葉を言えるのは素敵ですね。

「いや、照れくさくて直接本人の前では言えませんが(笑)後はやはり、妻への感謝。こうやって、スタジオまで作り、夜な夜な料理を作って撮影している私を、自由にやらせてくれているので。」

世界観のヒントは
80年代の
シネマシーン

独特な世界観を持つ料理写真ですが、勉強は独学ですか?

「はい、初めはiPhoneで撮っていたんですが、カメラをやり出すようになると、本格的にハマってしまって(笑)撮り方の方法やテクニック論などはGoogleで。カメラに関してはまったく無頓着で知らなかった分野だったんですが、2年前に一眼レフを買ってからは凝り性なこともあり、気が付けば色々なものが増えていき、とうとうスタジオまで作ってしまいました(笑)」

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自然光が心地よく射し込む、マッキーさんご自慢のスタジオ。

本当に素敵なスタジオですよね!マッキーさんの写真の世界観にファンも多いですが、アイディアの源は?

「ゼロからの世界観作りってなかなか思い付きにくいんですが、Pinterestや海外のフードフォトは参考にしています。ただ、そのマネだけをしているのもつまらないので、自分らしさを出そうと工夫しています。実は80年代の映画など、シネマ調のトーンがとても好きで、絵作りではそんな雰囲気を意識して撮っています。

あとはInstagramとは別に、プロのフォトグラファーがたくさんいる「500PX」というサイトがあり、そちらにも作品を投稿しています。どちらの場合もですが、気を付けているのは、まずはなにより撮った料理がおいしそうに見えることを第一に、自分の世界観は二番目にと心がけています。」

食材を
引き立てる
和とイタリアン

マッキーさんといえば、イタリアンがお得意ですよね。

「実は、学生時代金沢で1人暮らししていた頃は、本格中華料理ばかりだったんです。今も台所に25年くらい前から使ってる中華鍋が現役でありますよ(笑)イタリアンをやり始めたのは結婚するちょっと前くらいから。落合務シェフや片岡護シェフ、そういったイタリアンの有名なシェフのレシピを見て作り出したのがきっかけです。

イタリアンが好きな理由は、和食と一緒で、食材を引き立てるような料理だから。アクアパッツァにしても、主役となる食材の魚があってこその料理みたいな、素材をとても重要視しているところが作っていても楽しいですし、気に入っています。」

富山はその点、いい食材に恵まれていますね。

「そうなんです、富山は魚介類がとても豊富。富山湾という地形自体が“天然の生け簀(いけす)”と言われていて、日本海側にいる何百という魚介の8割が富山湾に生息しているそうです。僕自身も、どちらかというと肉より魚を食べていますね。富山の回転ずしは全国的にみても相当レベルが高いですよ(笑)」

鮮度のよい魚介が多い富山に住んでいらっしゃると、必然的にしょうゆの登場回数も多いと思いますが。

「そうですね、ヤマサさんのしょうゆで一番好きなのは「ヤマサ鮮度の一滴 香り立つ超特選しょうゆ」。はじめて味わった時、しょうゆってスゴイな!と思いました。僕ら富山の人間は、どちらかと言うと「超特選しょうゆ」のようなキリッとした江戸系な味わいではなく、やわらかな「ヤマサ鮮度生活 味なめらか絹しょうゆ」のような味わいに慣れ親しんでいるので。「超特選しょうゆ」の持つマスキング効果、食材の中にある不要な雑味とくさみだけは消してうま味を引き立て、鮮烈な塩味と味、そしてキレ。今は刺身や、漬けを作る時などは「超特選しょうゆ」、朝の玉子かけご飯は「絹しょうゆ」と使い分けています。ちなみに妻はもともと減塩派なので、「ヤマサ鮮度の一滴 香り立つ特選減塩しょうゆ」を気に入ってよく使っています。

Instagramで人気がある料理写真って、甘いもの・肉系・B級グルメ系が多いような気もしますが、実はここのところちょっと体重が増えてきてしまって、最近はしょうゆやだしを使ってよりヘルシーなイタリアンを意識して作ることが増えてきました。」

ヘルシー和DEミックス路線ですね!

「はい、Happy Recipeを見てくださっている方々に向けて「おいしく、ヘルシーに!」というメッセージとともにレシピを発信していきたいです。「シソベーゼのパスタ」もそんな想いで作った一品。このレシピでは、「ヤマサ昆布つゆ白だし」を使うことで塩は一切使用していません。だしのうま味と大葉のさわやかな香りがポイント。大葉も、自分の畑で採ったフレッシュなものを使っています。」

自分で育てた野菜で料理を作る、最高ですね!

「畑をはじめたのも、実は父の影響なんです。最初に父がはじめて、そのうちに「お前もやってみろよ」と(笑)親子で畑が隣同士、それぞれ違う野菜を作っては分け合いながら、日々の料理に使っています。」

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マッキーさんの畑で採れたフレッシュな野菜たち。

Happy Recipeでも、作る人にとってワンステップアップできるようなレシピを意識して考案するようにしています。「簡単」「楽ちん」「時短」ももちろんいいんですが、ヤマサファンのみなさまになにかひとつでもタメになる料理のひと技を僕も勉強しながらお伝えできたらと思っています。」

レシピを考案される時、マッキーさん流“味の黄金バランス”のような方程式はありますか?発想はどこからわくのでしょう?

「決まった方程式はないんですが、頭の中でピーンと閃く組み合わせは…あるかも。あとは、やはりイノシン酸、グルタミン酸、グアニル酸の3つのうま味の掛け合わせ。うま味をひとつではなく、2つ、3つと掛け合わせ、相乗効果をだすことで、より味わいの深みが増し、料理がグッとおいしくなるんです。例えば「しょうゆ香るしいたけとえのきの雑穀米ピザ風」では、しょうゆのグルタミン酸ときのこ類のグアニル酸のダブルのうま味で、おいしさを引き出しています。」

ご自分の世界観をスパイスとして効かせ料理人生を楽しんでらっしゃるマッキーさんですが、これからの夢は?

「今のところ私はプロのフードカメラマンや人気料理ブロガー、料理の先生などを目指している訳ではありません。ベースにあるのは、日々おいしいもの、ちゃんとしたものを作って食べること。人間って食べるために生きているわけですから、そこに一番愛情をそそいで家族の健康を守りたい。日々の食事の大切さを、楽しくおいしく学びながら、最終的には家族みんなが笑顔で健康であればそれでいいというのが、夢というか責務ですね。」

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