2018.08.30

リアル「粉もん道場」第四回<夏休みのお楽しみ篇♪みたらし団子>

夏の真っ盛りに開催された「粉もん道場」は、
お子様も参加されての夏休みお楽しみ篇!
みんな大好き♪粉もんスイーツの”みたらし団子”を作りましたよ!

8月25日(土)、

暑さのまた戻ってきた大阪で、

お天気に負けずより熱い想いで開催された「粉もん道場」第四回。

今回は”夏休みのお楽しみ篇”として、

こどももおとなも大好きな粉もんスイーツ『みたらし団子』がテーマ♡

 

みたらし団子のプロフェッショナルとして登場したのは、この方っ!

さわやかな笑顔がステキな、

大阪難波「浪芳庵」(なみよしあん)六代目社長の井上文孝さん。

 

 

日本コナモン協会の熊谷真菜会長も、

こちらのお菓子の大ファンなんだとか♪

 

「浪芳庵」さんは、なんと安政五年創業!
今年で160年という、大阪でも超老舗のお菓子屋さんなんです。

 

そんな井上さんが最初に口にした言葉が、

「うちは、くさるお菓子を作ろう!と思って作っています」。

ちょっとビックリする言葉ですが、
いまや私たちの口に入るものには添加物など色々入っていることも多い時代。
自然な食材だけを使えば日持ちもせずくさりやすいですが、

その分身体にやさしくおいしいお菓子を届けたいという

「浪芳庵」さんの真摯な想いが込められたメッセージに、

思わず深くうなずいてしまいました。

 

 

さて、お話はみたらし団子の歴史へ。

ところでみなさん、お団子っていつ頃できたか知っていますか?

なんと縄文時代からあったらしいです!
石でお米をくだいて粉にしたものを使って作っていたのだそう。

「浪芳庵」さんでも、石臼でお米をくだいて作っているそうですよ。


やがて、1300年代になって”みたらし団子”なるものが登場!
当時は宮廷の中の料理のひとつとして、

限られた人々に楽しまれていましたが、
1600年代になると、庶民にも広まり始め
この頃、おなじみの五玉のお団子が登場したそうです。
1700年代の江戸時代には「花より団子」という言葉も広まり
お花見のお供として欠かせない存在に☆

そして1858年、道頓堀川の橋のたもとに「浪芳庵」さんがのれんをかかげ、

創業以来変わらぬおいしさを届けています。

 

その「浪芳庵」さんのみたらし団子、

ちょっと変わった形をしているんです。

 


そう!丸いお団子ではなく涙型!!
10年程前から
お団子の歯触り、食感を楽しんでもらうためにこの形にしたとのこと。

 

ボリューミーな涙型団子はもちろん、

とろ~り黄金色のみたらしダレもとってもおいしそうっ♡

実はこのタレ、
おうちでも簡単に作ることができるんです!

 

ということで早速、実演&体験タイム!

まずは、タレの作り方から。

昆布で出汁をとります。

昆布は利尻産の高級品!

 

 

えっ?!昆布出汁?!?と思った方。

この昆布出汁がおいしさのヒミツなんですよ~。

 

お出汁を少し分けてとっておいたら(これは後ほどのポイントに!)、

残ったお出汁の鍋に、

「ヤマサ鮮度生活味なめら絹しょうゆ」を入れます。

 

 

続いて、砂糖を投入。

 

 

また火にかけ、
ふつふつするまでしっかり火を通します。

ここからがポイント!

一度火を止めたら、

先程ちょっと取っておいたお出汁で片栗粉を溶き入れ、
ダマにならないように、しっかりと混ぜます。

 

 

おっ♪
とろみがでてきました~!
最後にもう一度火にかけてできあがり。

 

 

とろ~~~りとしたおいしそうなタレに、

こどもたちも思わず身を乗り出してます。

この香ばしく甘じょっぱい香り、

ブログを読んでくださってるみなさまにもお届けしたい・・・♡

 


みたらしダレはたっぷりつけて!が井上社長の好み♪
お店では、最後の一滴まで楽しんでもらえるようスプーンも添えてお出ししてるそう。

 

お団子の他、パンやアイスクリームにかけるのもおすすめ!
特にアイスはしょうゆの塩分がアイスの甘みを引き立てておいしさ倍増☆
スイーツの他、煮物なんかにも使えます♪

今回は、出来立ての”絹しょうゆみたらしダレ”(左)と、

「浪芳庵」さんで使っているタレ(右)の2種類をご用意。

 

 

お次は、お団子炙りタ~イム♪

見てください!

「浪芳庵」さんのおいしそうなお団子。

もっちり柔らかな食感は、

餅粉と米粉のバランスなんだそう。

 

 

炙る時は、
熱が強い、炎の端っこの方で焼くのが上手に焼くコツ!

 

 

参加者のみなさんも、いよいよ実際に焼いてみます!
パチパチと音がして、香ばしい香りがフワッと立ち上り
みんな上手に焼けたかな?

 

 

みたらしダレをた~~~~っぷりつけて♪

 

 

いただきますっ♡

 

 

みたらしダレに使った「ヤマサ鮮度生活味なめらか絹しょうゆ」について、

ヤマサ醤油の石川研究員より分かりやすく説明。

「生しょうゆ」のやわらかさとおだやかな香り、

重ね仕込み製法「火入れしょうゆ」のしっかりとしたコク、

芳醇な香り。両者の良さを、絶妙なブレンドにより両立させて、

この1本でいろいろなお料理を楽しめるんです♪

【絹しょうゆについてもっと知りたい!という方はコチラから】

 

 

ぜひ、絹しょうゆでこれからも粉もんライフを満喫していただきたい!

ヤマサ醤油の藤村部長よりのアンバサダーみなさまへのメッセージで、

4回にわたる「粉もん道場」も無事終了。

 


始終笑顔と笑い声がたえなかった楽しい1日♪

参加者のみなさま、本当にありがとうございました!!!

 

  • 2018.09.03 12:08

    ハッピー7291さま
    嬉しいコメントありがとうございます!
    こちらこそ、この度はご参加いただき本当にありがとうございました!ハッピーさまのようにセンスと好奇心を持って、お料理を楽しまれている方に粉もんアンバサダーとなっていただけ、スタッフ一同感謝の気持ちでいっぱいです。
    これからも、おいしい楽しい粉もんライフを満喫されてください♪

  • 2018.09.02 14:35

    春~夏にかけて、粉もんを学ばせていただき、
    粉もんアンバサダー就任ホヤホヤのハッピーです!
    この日は、美味しいみたらしのタレを伝授いただきました、
    そして、自宅にて、みたらしのタレを完成させました♪
    何回か作ったことはあるのですが、納得いかないお味で・・
    ですが、自分でとても美味しく完成することができ
    こちら、お宝レシピとなりました♪
    参加させていただき、こちらこそ、本当にありがとうございました