最後の一滴まで新鮮なままに!「鮮度の一滴」商品開発の裏話
みなさん、こんにちは。
Happy Recipeのマスターセンイチです。
先日は、“「鮮度の一滴」シリーズ、みなさんがよく使う(使ったことがある)のは?”に、
たくさんの投票をありがとうございました。
みなさんの投票結果をとても興味深く拝見しました。
今回は「鮮度の一滴」にまつわる商品開発の裏話をお話しします。
■いつもは名脇役のしょうゆが…
私が若かりし頃、愛娘の3歳の時のひな祭りに、
義両親を家に呼んでちょっと豪華な手巻き寿司パーティー!を行いました!
もちろん、お刺身もいつもよりグレードアップ!
「さあ、みんなで食べましょう!」といった時に、私は気づいてしまいました。
ちょうどいつも我が家で使っているヤマサのしょうゆが酸化してしまって黒くなっていることに。。
しょうゆは脇役ですが、主役を生かすも殺すも脇役次第。
もちろん名脇役は主役を輝かせますが、下手な脇役は逆に殺してしまいます。
酸化してしまったしょうゆは言うまでもなく下手な脇役の方なのですが、
その場の雰囲気に水を差すわけにもいかず、何も言わずに食べました。。
そして、その時、この無念さをいつか解決したいと心に誓いました!
■魔法のような新容器との出会い
それから幾歳月が過ぎた今から約10年前のことです。
私が商品開発を担当していて、初めて出会った画期的な新容器がありました。
その魔法のような、
「傾けるだけで注げて、注ぎ終わっても空気が中に入らず中身の酸化防止が出来て、シンプルでエコ」
というすごい機能に驚き、「長い間ずっと探していたのはコレだ!」と心の中で叫びました!
そしてもちろんすぐに商品化を検討したのですが、様々な障壁があり、
それを開発チーム一丸となって乗り越えて、
ようやく2010年の秋に「鮮度の一滴」として関東限定で発売にこぎつけることが出来ました!
そして、おかげさまで、昨年は国際的なパリ食品見本市で銀メダル、
そして今年はミラノ万博日本館で紹介される等、日本初の新世代の容器として
ますます世界中から注目を集めるようになりました。
■リニューアルでさらに魅力アップ!新しい「鮮度の一滴」
そんな中、今回発売以来初めての大幅リニューアル!
鮮度を保持する機能は、新しくスマートに使いやすくなったエアブロック弁と
100%窒素充填のWブロック構造で、従来の鮮度保持期間が120日間から180日間に大幅アップ!
そして中味のしょうゆも特選しょうゆから超特選しょうゆにグレードアップしたり、
生しょうゆが新たに加わったり、ラインアップ一新!
お好みのしょうゆでいつも鮮度の良い美味しさを味わっていただけるようになりました!
ちなみに、超特選しょうゆ(※)とは、普通のしょうゆに比べ、うまみやコクが深い最高グレードのしょうゆです。
※しょうゆは「しょうゆ品質表示基準」によって「特級」「上級」「標準」に区別されています。これらの等級は「うまみ」の指標といわれている「窒素分」の含量や色度(色の濃淡)などで決まります。この「窒素分」が、「特級」の10%増し以上で「特選」、同じく20%増し以上の場合を「超特選」と表示して良いというルールになっています。
ヤマサしょうゆの特長と言われる「澄んだ赤い色、華やかな香り立ち、そしてくせのない深いうまみ」を
最後の一滴まで新鮮なままお楽しみいただくこと、酸化して黒くなってしまったしょうゆを
地球上からなくすことが我々開発プロジェクトメンバーの大きな願いです。
ぜひこれからもご愛顧のほどよろしくお願いいたします!
CMのマイしょうゆ入れのバッグが可愛い。マイしょうゆ、ちょっと試してみたい。