2019.06.14

「衣はサクっと、中は肉汁じゅわ~っと揚げたい人必見!絶品になる揚げ方のヒミツ」

からあげの「命」といっても過言ではない、サクサクの衣とじゅわ~っとでる肉汁。
今日は完璧なおいしい「からあげ」の「揚げ方」をこっそり教えます。

今日は前置きなし!

おいしい「からあげの揚げ方」を伝授します。

これを知っていれば絶対、おいしいからあげができます。

絶対です。

メモの用意はいいですか?

 

鶏肉を冷やす!!

お肉と油の温度差を作ります。

出来るだけ、下ごしらえの段階で、冷蔵庫に長時間入れておくのがポイント。

 

鶏肉に水分を吸わせる!!

加熱調理をすると肉から水分が外に出てしまいます。

なので加熱後はお肉が縮んでかたくなるのです。

ならば、あらかじめ水に肉を漬け込んで水分を含ませておく!

加熱によって水分が失われても肉内の水分が保たれ、柔らかく仕上がるのです。

実はこの方法、結構あなどれません。

10分間、お水につけておくと30~40gも重くなるんです。
水分を吸っているんですね!

 

・・・ということは。タレだけに漬け込めばOK?答えはNO!!

まずは水で10分。

その後タレに漬け込むのがベスト!!
タレはたっぷり2時間ぐらい漬け込むとより美味しいです♪

仕上がりはじゅわ~!!っとなります。

 

すぐに衣をつけない!!まずは「溶き卵」をくぐらせる

粉をまぶす前に、溶き卵をくぐらせましょう。

肉から水分が出るのを防ぎ、冷めても美味しい唐揚げを作ることが出来ますよ!

 

片栗粉と小麦粉のヒミツ

好みはあるかと思いますが、サクサク!と揚げるには「片栗粉多め」がいいでしょう。

小麦粉は小麦から、片栗粉はじゃがいもからできていますね。

カラっと揚げるのに共通するのは「でんぷん」。

より多く「でんぷん」が含まれている方がサクサク!というわけです。

コーンスターチで揚げてもサクサク!!
レシピはコチラ→https://recipe.yamasa.com/recipes/1778

 

焼酎を吹きかける!?

揚げる寸前に、焼酎をささっとふりかけましょう。

表面の水分をとばすので、中身はジューシー、衣だけカラッと揚がります!

 

揚げる温度

サクサク、じゅわ~を目指すのなら必ず欠かせないのは油の温度!

高温で一気に揚げたいところですが、今日は2パターンご紹介します。

■180度説

180度が良いという理由としては片栗粉を揚げた時に凝固する温度が180℃以上となっているからです。

それ以下だと、油を吸いすぎてしまいベチャっと揚がってしまうんですね。

(それ以上だと中が生で周りが焦げるパターン・・・)

なので180℃をキープして揚げるのがおいしい!という説。

■最初は低温、最後は高温説

なんと冷たい油に鶏肉をイン!弱火で5分火をつけて、鶏肉を裏がえしてさらに弱火で3分揚げる。

一旦鶏肉を油から取り出し、高音にした油で二度揚げ!

そうするとあら不思議!カリっとじゅわ~のからあげができます。

これにもちゃんと理由があり、お肉のタンパク質は65度を超えると急激に収縮するので、いきなり高温で揚げるとかたくなるんですね。

え~、冷たい油に入れるの~?と抵抗がある方。ここはひとつ、チャレンジしてみてはいかがでしょう?

 

揚げている時にお肉をかき回す

揚げている最中にお肉をかき回せば温度ムラが減り、お肉もくっつきませんね。

そして何よりかき回したり、油から出したりすることで2度揚げの効果が得られるとか!

ぜひ、実践しましょう。

 

2度揚げ

2度揚げのポイントは余熱で火を通すこと。

揚げ時間を短く、中まで火を通すことが可能なためカラッとジューシーに揚げることができます!

 

一度にたくさん揚げない

先程も話したとおり「油の温度」が大事。

一気にたくさん入れてしまうと油の温度がさがったりしますよね。

ついつい多くいれてしまいたくなるので要注意です。

 

最後はコレ。油切りにキッチンペーパーを使わない!

キッチンペーパー使ってる人、いませんか?

油切りにキッチンペーパーを使うと、唐揚げがべちょっとしてしまう原因に。

ここはぜひ、網を使って油切りしましょう!

 

いかがでしたか?

いろいろ書きましたが実は簡単に実践できることばかり。

サクサク、じゅわ~のからあげのために、ぜひやってみてください!

さあ、鶏肉を買いにいきましょう!!

次回は「何度も作りたくなる!食べたくなる!からあげの下味」です。

お楽しみに☆