リアル「粉もん道場」第三回<明石焼デモンストレーション篇>
隊長の古志利宗さんが実演しながら、
明石焼の魅力を存分に語ってくれます♪
リアル「粉もん道場」第三回の後半戦は、
いよいよ明石焼のデモンストレーション!
説明してくださるのは、
「あかし玉子焼ひろめ隊」
隊長の古志利宗さん~!
前回も言いましたが、
たこ愛があふれた衣装のインパクトがすごいです・・・(笑)
では、いよいよ調理開始~!
本日使うタコさん登場☆
明石は真蛸の水揚げ日本一なんですよ!!
こちらのたこを、
熱湯が入った鍋に繰り返しやさしくつけ、
熱を通していきます。
たこの頭に見える部分は、実は胴体。
足との付け根にある「口」の部分(古志さんが指をさしている部分)が白くなったら、
ちゃんと熱が通ったサイン♪
さて、いよいよ焼きますよ~!
明石焼は鉄板ではなく、熱伝導がよい「銅板」で焼くのが基本。
写真の銅板は使い込んでるので黒く見えますが、
磨くとちゃんと10円玉のような銅の色に。
そして、粉が大切!
お好み焼きなどは小麦粉に山芋入れますが、
明石焼は小麦粉に「じん粉」(片栗粉のようなもの、小麦粉のでんぷんの部分)を入れるのが特徴。
そもそも、明石焼は本来「玉子焼き」と呼ばれ、
玉子の再利用から生まれたレシピ。
その昔、明石のかんざし造りの職人さんが
玉子の白身を接着剤代わりに使っていて、
余った黄身をどうにか使えないかと考えていました。
同じく、当時明石に5~6軒程あった麩の工場では、
小麦粉から麩を作った際でてくる「じん粉」が不要なものとして捨てていました。
黄身meetsじん粉!
そう、明石焼(玉子焼き)は黄身とじん粉の救済レシピだったんです☆
そうこうしているうちに、
明石焼もイイ感じに焼けてきましたね♪
明石焼を作る時は、たこ焼きのように千枚通しでやると傷がつくので、
写真のように菜箸の2本使いがおすすめ!
できるだけ強火でさっさと焼くのがポイントです。
どんなにひっくり返しても3回まで!とのこと。
ジャ~~ン!
とってもおいしそうに焼けた明石焼たち♪
ちなみに、この板ですが、
もともとは明石焼を銅板から取り出す
木の取り板だったものが、
今では明石焼が映えるよう朱塗りをして、
器も兼ねて使われています。
「ヤマサ昆布つゆ白だし」のおだしをそそいて、
お楽しみの実食タ~イム♪♪
古志さんの詳しい解説と、
焼き方のコツはゼヒ動画からチェックしてくださいね☆
まそほさま
コメントありがとうございます!
そうなんです。まさに仰る通り「ほっとする」味ですね♪
関西の食べ物はおいしすぎて要注意です( *´艸`)