リアル「粉もん道場」第二回<うどんとしょうゆ篇>
まずは的場教授が自分の足と頭をフルに使った
研究結果を紹介。これは必見☆
ヤマサ「粉もん道場」第二回のテーマは、
粉もん御三家のひとつ”うどん”!
まずは、うどんとだしに使われるしょうゆの関係について、
じっくりとお勉強。
講義をしてくださるのは、
温和な笑顔にトークも楽しい
奈良女子大学名誉教授
関西福祉科学大学教授の的場 輝佳教授です。
「関西と関東では、うどんのだしの”色”が違う」。
それはナゼか?と疑問を持ち、自ら各地に足を運び調べた
教授の研究結果、
その名も『東西うどんだし紀行』~!
鉄道が好きな的場教授、
東海道を神戸から東京までの
うどん屋さんに手紙を書いて協力してもらい
そのデータを分析。
その結果、
関西は関東に比べ
色も薄く、味わいも薄いのに、
科学的に分析するとだしが効いている!との結果に。
それは、ナゼか?
教授の好奇心と研究熱心さが続きます。
ところで、みなさん!
全国、「農山漁村の郷土料理百選」に
うどんがこ~んなにいっぱい選ばれているってご存知でしたか?
日本って、本当にだし文化なんだなと、
つくづく実感。
そしてお話しは、
うどんのだしに欠かせない「しょうゆ」について。
まずは基本的なしょうゆの種類と造り方、
さらには各地のしょうゆについてと続きます。
教授のお話しを受けて、
お次はヤマサ醤油 藤村部長へバトンタッチ。
実は、和食離れなどもあり、
いま家庭で使われるしょうゆの量が
年々減っているという事態に。。。
そこで、藤村部長が提唱しているのが
しょうゆの使い分けと、
新しいしょうゆの使い方の提案。
新発売された「ヤマサ鮮度生活味なめらか絹しょうゆ」は
最近好まれている”まろやか嗜好”を受けて開発されたもの。
その名の通り、なめらかな口あたりが
素材のおいしさを引き出してくれます。
また、しょうゆは封を開けた瞬間から
どんどん酸化してしまうもの。
実は新鮮なしょうゆと酸化したしょうゆ、
うま味は変わりません。
でも、酸化すると苦味と酸味が出てしまうため、
せっかくのうま味を隠してしまうのです。
そんなしょうゆの変わらぬうま味と
おいしい香りを開けたてのまま楽しめるのが
「ヤマサ鮮度の一滴香りたつ超特選しょうゆ」。
早速、門下生のみなさんで、
絹しょうゆ、超特選しょうゆ、酸化したしょうゆを
豆腐やまぐろに付けて食べ比べ。
さて、その感想は・・・?
そして最後は、
ヤマサ醤油 商品開発部の石川主任より、
『重ね仕込み』についての解説。
しょうゆでしょうゆを仕込むのが、重ね仕込み。
ちょっと聞きなれない言葉ですが、
石川さんがやさしく分かりやすく説明。
そんな盛りだくさんの講義、
詳しい内容はゼヒ動画でチェックしてみてくださいね♪
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