【こんなにおいしかったなんて!第一回:ピーマンをおいしく食べる8つのポイント】
ピーマンレシピがどんどん増えること間違いなし☆
第1回は「ピーマンをおいしく食べる8つのポイント」です。
5月の特集はズバリ、「ピーマン」!
いま、遠くの方から「・・・あまり好きじゃない」という心の叫びが聞こえたような。
そんなあなたにお届けする「ピーマン」のお得情報と絶品レシピ!
これを読んだら必ず「ピーマン」好きになりますよ♪
そして「ピーマン、大好き!」という方にも、更に「ピーマン」が好きになる裏技ややみつきレシピを!
楽しくおいしく食べる「ピーマン」全5回のお話です♪
第1回の今日は「ピーマンをおいしく食べる8つのポイント」。
では早速見ていきましょう。
■その1:「ピーマン」の「種」は食べられるのか
ネットで「ピーマン」と検索すると「種は食べられるのか」という項目がたくさん出てきます。
はい。
先に答えます。
食べられます!
いや、むしろ食べてください。
「ピーマンの種を食べるとお腹をこわす」なんて思っている方はいませんか?
確かに「ピーマン」の「種」には、「アルカロイド」と呼ばれる天然の毒性がある苦み成分が含まれています。
しかし、「アルカロイド」は人間の体の中ではきちんと分解される成分なので心配無用!
また加熱すると消滅するので問題ありません。
余談ですが、この苦味の素である「アルカロイド」。
「ピーマン」は生育中にその苦さを武器にして、害虫から身を守っています。
昆虫のように体の小さな虫にとっては、この「アルカロイド」が痛恨の一撃となるのです。
■その2:「種」の栄養はスゴイ
最初に「種」を「むしろ食べてください」といったのには理由があります。
栄養豊富な「ピーマン」ですが、「ピーマン」の種は「ビタミンC」もたっぷり。
また、「ピラジン」と呼ばれる「ピーマン」の種の「ワタ」の部分に含まれる成分があります。
「ピラジン」とは「ピーマン」やきゅうり、ほうじ茶などに含まれる、青臭さや香ばしさの香り由来成分。
この成分は血中の老廃物を除去することで血行を促進させ、脳梗塞や薄毛の予防ができると言われています。
冷え性の改善やリラックス効果も期待されているスグレモノ。
・・・薄毛が気になりだしたら「ピーマン」の種を思い出してください。
そして「カリウム」も「ピーマン」の種に含まれている主要成分のひとつ。
「カリウム」は体内の塩分濃度や細胞内の酸素量を調整する働きを持っています。
中でもむくみ解消には不可欠な成分ですので、長時間の立ち仕事や座りっぱなしの事務仕事など、足がむくみやすい人は積極的に摂りたい成分です♪
■その3:「ピーマン」の実も栄養豊富!
ついつい「種」のお話が多くなりましたが、もちろん「ピーマン」の実だって栄養満点!
先ほど「ピーマン」の「種」には「ビタミンC」もたっぷり・・・とお伝えしました。
「ビタミンCならピーマンじゃなくたって」
って思いますよね?
通常「ビタミンC」は熱に弱い性質を持っていますが、なんと「ピーマン」には「ビタミンC」の破壊を抑制する「ビタミンP」が含まれているのです!
この優秀な「ビタミンP」は血液中の中性脂肪を分解したり、毛細血管を強くする働きもあります。
「ピーマン」を丸ごと加熱調理しても、効果的にビタミンを摂取できるのは嬉しいですね!
また「ビタミンA」や「ビタミンB6」も多くふくまれていますので、風邪予防や皮膚トラブル回避、口内炎などの炎症の抑制にもおすすめです。
■その4:この部分、捨てていませんか?
そして最後に「ピーマン」の「わた」。
「ピーマン」の中でも「わた」部分に多く含まれているのが「カプサイシン」です。
「カプサイシン」は、血行促進や血糖値上昇の抑制、疲労回復のサポートなどの役割を果たすので、こちらもそのまま食べたいですね!
■その5:おいしい「ピーマン」の選び方
新鮮な「ピーマン」を選ぶ時に押さえておきたいポイントをご紹介!
・色が濃く、艶があるもの(甘めが好きな方は緑色より熟成が始まった赤いのがおすすめ)
・ヘタが乾燥していない(さらにヘタの形が6角形に近いものが甘い!)
・重量感があり、ハリがある
・ヘタに弾力がある
この4つを気を付けてみてみましょう。
「ピーマン」を選ぶ時はまずは色やヘタの状態などをチェック。
そして、手に持って重みがあるものや、ヘタがしおれていないものを選ぶのがおすすめです。
■その6:「ピーマン」を切ったら「種」が黒い!
「ピーマン」を切ってみたら種が黒く変色して腐ってた!
と思ったあなた。
捨てずにちょっと待ってください。
「種」の変色は一概に傷んでいるだけというわけではありません。
「ピーマン」の種の元々の色の可能性もあるのです。
「ピーマン」は唐辛子の仲間。そのため、「ピーマン」の成長によって「種」の色も少しずつ変色していきます。
「種」が変色しているなら、実は完熟して甘みが増している、なんて可能性も。
もちろん古くなって傷んでいるために黒くなる場合もあります。
こんなときは食べずに取り除いて捨てましょう。
・ぬめりがある
・水分がでている
・広範囲が黒くなっている
・黒くなっていないがカビがはえている、など
購入から時間が経っているなら傷んでしまっている可能性があるので、取り除いた方がいいでしょう。
■その7:「ピーマン」をおいしく保存する極意
冷蔵庫に入れっぱなしにしていた「ピーマン」がヘナヘナになった・・・なんてことありませんか?
これをマスターすれば、いつでもおいしい「ピーマン」が食べられます!
<常温>
冬場や保存場所の温度が10℃前後といった涼しい場所なら、1週間ほど保存が可能。
「ピーマン」を水で洗い、キッチンペーパーなどで水気を拭きとり、1個ずつキッチンペーパーで包みましょう。
最後にまとめて新聞紙で包めばOK。
ポイントは水気が残っていると腐敗しやすくなるため、「ピーマン」を洗った後は水気をしっかりと拭きとること!
<冷蔵>
常温保存と同じ手順で個別にくるめばOK!
野菜室などに保存すれば常温よりも長く2~3週間ぐらいもちます。
また、1つ違うのはまとめてポリ袋に入れてしまう際には、袋の口が少しだけ開く程度にゆるく閉じること。
袋の口をゆるくすることでエチレンガスが抜け、鮮度が長持ち!
カットして冷蔵保存する場合は生のままだと3日前後と、急に日持ちが悪くなります。
加熱してから冷蔵保存しても5日程度が目安です。
<冷凍>
冷凍保存すれば約1ヶ月と、冷蔵保存よりもさらに保存期間が長くなります。
また、「ピーマン」は冷凍保存することで繊維が壊れ、「ピーマン」特有の苦みを感じにくくなります。
「ピーマン」の苦みが苦手な方にはおすすめですね!
ただし注意点も。
丸ごと冷凍するのは一番ラクですが、「種」の部分が酸化して黒くなってしまいます。
食べられないわけではありませんが、味や風味はガクンと落ちてしまいますので、冷凍保存の場合はカットするのが良いかも知れません。
■その8:パリパリの「ピーマン」を食べよう!
最後に人気のおつまみメニューをこっそりご紹介。
「ピーマン」をパリパリの歯ごたえで食べたくありませんか?
作り方は簡単。
氷水に「ピーマン」を一日つけて、冷蔵庫に放置、以上!
苦味もなく、パリパリ食感。
お好きな調味料で食べてみてください。
「ピーマン」の虜になりますよ!
※1時間以上氷水につけるとパリパリになります。あとはお好みで♪
いかがでしたか?
これを読んで山ほど「ピーマン」を買うかもしれない皆様に、次回はコチラ!
【こんなにおいしかったなんて!第2回:絶品☆ピーマン大量消費レシピ】
お楽しみに♪
ミーコ大好きさま
コメントありがとうございます!!
一生懸命記事にしたのが報われる嬉しいコメント(´;ω;`)ウゥゥ
既に種もワタも食べていらっしゃるとはさすがです。
栄養バッチリですね!!