【これであなたもエリンギ・エキスパート!第一回:エリンギを知る】
夕食時に盛り上がるネタから人気のレシピまで♪
第一回は「エリンギのヒミツ」に迫ります☆
秋はおいしいものがたくさん!
そのなかでも「きのこ」は絶対はずせません。
「私はあまり好きじゃない」なんて方もいらっしゃるでしょう。
または「待ってました!!きのこ大好き!!」という方も。
どちらの方にもぜひ、おススメしたいのが「エリンギ」なんです。
きのこ独特の香りが苦手でも、「エリンギ」なら心配ご無用!
きのこ大好き、という方には更なる「エリンギ」のメリットを。
全5回にわたって「エリンギ」の魅力をお伝えしたいと思います。
■エリンギって何!?
もちろん、きのこなのですが、どんな木にできるきのこかご存知ですか?
「エリンギ」とは、ヨーロッパを原産のヒラタケ科のきのこ。
「エリンギ」はエリンジウムという植物の枯れた根に生えるのですが、日本にこのエリンジウムが自生していません。
※エリンジウムの花。ドライフラワーなどで人気のお花です。
ということは・・・そう、日本では自生していない=人工栽培ということなのです。
余談ですが、愛知県林業センターで初めて人工栽培が行われたのが1990年代。
幼少期に食べた記憶があるかないかで年齢がバレそうです。。。
■優秀なエリンギの栄養
「エリンギ」はいろいろと優秀なのです。
まず、加熱しても効果が失われない栄養成分が多い!
食物繊維はサツマイモに匹敵! 便秘の予防・改善が期待できるほか、コレステロールの排出、血糖値の急上昇を抑える働きもあります。
生活習慣病が気になったら「エリンギ」を食べてみるといのはいかがでしょう?
そしてなんといってもダイエットの強い味方、低カロリーな「エリンギ」!
「エリンギ」の食感はシコシコとして歯ごたえ抜群。よ~く噛むので満腹感も得られます。
松茸にとてもよく似ていますが、きのこ独特のクセがないので香りが苦手な方は「エリンギ」がおススメ。
■エリンギは洗うのか、洗わないのか
ズバリ、洗いません。
「エリンギ」は水にふれると風味がおちます。そして水にぬれたエリンギの劣化はあっという間なのです!
なので保存の際も「水にふれない」というは必須条件です。
汚いのでは?と思う方もいるかもしれませんが、日本で作っているものは人工栽培なので問題ありません。
もし汚れなどがあった場合は、洗ったりせずにキッチンペーパーなどで軽く拭うだけで十分♪
先ほど少し触れた「保存方法」ですが、残った「エリンギ」はキッチンペーパーに包みジップロックに入れて野菜室で保存しましょう!
どうしてもすぐに食べない場合は一口サイズに切って冷凍も可能です。
■スーパーのエリンギは丸ごと食べられる?
よくパックに入っている「エリンギ」をスーパーでみかけますよね?
あの黒い入れ物の。
あれはきれいに石づきを取ってあるので全部食べることができます。
もし、石づきがついているままの「エリンギ」を購入した場合は、石づきだけを切り落としましょう。
■エリンギは切り方で変わる!
「エリンギ」は縦方向に繊維があります。
繊維に沿って切ると、弾力抜群!歯ごたえバッチリ♪
素焼きや揚げ物やソテー、炒め物の場合は縦に切るのがおススメ。
逆に輪切りにする切り方で、繊維に逆らって切ると、食感が柔らかくなります♪
そしてここでワンポイント。
「エリンギ」は包丁で切るより、手で割く方がおいしく食べられますよ!
■生焼け注意!
「エリンギ」は丸く太いので、バーベキューなどで丸ごと焼く、という場合などは注意が必要です。
生焼けのままだと吐き気や下痢などの症状を起こし、食中毒のような症状になる場合があります。
必ずしっかり火を通しましょう。
焼く時間の目安として縦に半分にカットした場合で3分。
そして古くなったエリンギも同じような症状を起こす可能性があります。
新鮮な、おいしい「エリンギ」を選ぶようにしましょうね♪
いかがでしょうか。
「エリンギ」の基礎知識をご紹介しました。
さて、前置きが長くなりましたね。
次回はイチオシ、
【これであなたもエリンギ・エキスパート!第二回:バターしょうゆレシピ】をお届けします。
お楽しみに!
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