「あなたも今日からレンコン博士!レンコンに関する10の豆知識特集」
レンコンについての素朴な疑問や意外な豆知識をご紹介。
あなたはいくつ知っていますか?
みなさん、「レンコン」について知っていることを呟いてみてください。
「冬の食べ物」
「根菜」
「きんぴらがおいしい」
「穴があいてる」
・・・こんな感じが一般的なのではないかと思います。
今日はそんな「レンコン」の豆知識をご紹介します!
◆豆知識1:「レンコン」の穴の数は決まっている!
実は「レンコン」の穴は10個と決まっています。
真ん中に1個、周りに9個。
真ん中の穴がまだあまり成長してないと、9個見えることもあるそうです。
◆豆知識2:「レンコン」の穴は何のためにあいているの?
「レンコン」は沼地で栽培されいます。
水面には大きな葉があり、泥の中には「レンコン」となる根が伸びています。
泥の中の根は直接空気を取り込むこができません。
そこで!地上の葉から空気を届けてもらうための通り道として、この穴が存在しています。
すみずみにまで空気を通さないと生命を維持できない「レンコン」。
穴はどんな小さなれんこんにもあいているというワケです。
◆豆知識3:「レンコン」は「節」が命。何節目かで調理法が変わる?
「レンコン」には「節」があります。
切って売られているとなかなかわかりませんが、この「何節目」かによってオススメ料理が変わってきます。
「レンコン」は、先端に行くほどやわらかい!「1節目」が一番やわわかいのです。
というわけで、先端はサラダ、中央は天ぷら、根もとは煮物やきんぴらがオススメです。
◆豆知識4:「1節目」ってどうやってわかるの?
根がついているのが「1節目」。
寸胴な大きいものが最後の方になります。
◆豆知識5:「節」が変わると「栄養価」も変わる
第1節(先端の小さい方)は、ビタミンが豊富。
一方、第3節(一番大きい方)は、でんぷんが豊富なんだそうです。
◆豆知識6:「レンコン」は切り方で食感が違う!
「レンコン」は切る向きによって食感が変わるのをご存知ですか?
繊維に沿って厚めの縦切りにする(レンコンの穴を上に見て切る)と、歯ごたえが残り、カリッとした食感!
横にして(レンコンの穴が横向き)繊維を断つように厚めの輪切りにすれば、やわらかな食感になります。!
◆豆知識7:日本には「レンコンの日」がある!
「レンコンの日」は「11月17日」。
茨城県土浦市に全国の蓮根産地が集まって「蓮根サミット」を開催することが由来となっています。
この日には「品種改良」された「レンコン」などがお披露目されたりするそうです。
気になる人は「蓮根サミット」へGo!
◆豆知識8:「からし蓮根」はなぜ熊本県の郷土料理なのか
病弱だった熊本藩主細川忠利に、平五郎という者がこの「からし蓮根」を考案し、献上したのがそもそもの始まりなんだとか。
当時は、「レンコン」の穴に和辛子粉を混ぜた麦味噌を詰め、麦粉・空豆粉・卵の黄身の衣をつけて菜種油で揚げたものだったとか。
「レンコン」は増血剤として優れていて、辛子には食欲増進作用もあるといわれていますから、きっと元気がでたのではないでしょうか。
ちなみに「レンコン」を輪切りにした断面が細川家の家紋(九曜紋)と似ていたことから、最初は門外不出の料理とされていたという説もあります。
◆豆知識9:日本で「レンコン」の栽培が可能な地域
日本の北限は新潟県ぐらいまでと言われています。
「レンコン」栽培は温かいところが最適。
気温は発育時に20度~40度くらいで、大きくなるときに田んぼの泥が凍らなければ何度でもOKだそうです♪
◆豆知識10:「レンコン」を買う時は「穴」をみる!
全体的にずっしりとしてまっすぐなものがオススメ。
また、「レンコン」の穴の大きさがほぼそろっているものは良品といわれているんです!
切り口が変色しているものや、穴の中が黒くなっているものは鮮度が落ちているサインです。
いかがでしたでしょうか?
レンコンの穴の数にちなんで「10」の豆知識をお届けしました!
早速レンコン豆知識を食卓で披露してみてください☆
・・・レンコン豆知識を披露するならやっぱり夕食に「レンコン・レシピ」がないとだめですね。
次回は「失敗なしの定番レンコンレシピ」をお届けします。
お楽しみに!
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