「空前のカニカマブーム!カニカマの謎にせまる」
「カニ」なの?「かまぼこ」なの?
「カニカマ」の秘密と人気にせまる第一回!
みなさん、戦後の食品の3大発明ってご存知ですか?
インスタントラーメン
レトルトパウチカレー
そして「カニカマ」なんです!!
「えー、あれは『カニのにせもの』でしょ?」
いえいえ、違います。
これは「かに風味かまぼこ」なんです!!(略してカニカマ♪)
実は空前のブーム到来でカニをも凌駕する「カニカマ」。
某お寿司屋さんでは「海外のまずいロブスターを食べるなら、日本のカニカマのが断然おいしい」と言わしめるほど。
何からできているのか、よく食べてる国はどこなのか、今日は「カニカマ」の秘密と人気にせまります。
まずいつから食べられているのでしょう?
「カニカマ」は昭和48年、刻んだタイプと棒状のものが開発され、販売がはじまりました。
最初に刻んだタイプを発売したのが「石川県」にある「スギヨ」。
最初は人工クラゲの開発に取り組んでいたときに偶然、カニに見た目や食感が似た製品ができたのだとか。驚きですね!
ついで棒状の「タラバガニの足を模した」タイプを発売したのが「広島県」の「大崎水産」でした。
そして 繊維の形状などを工夫した「カニ爪タイプ」は「兵庫県」の「ヤマサ蒲鉾」(名前が似てる!!でも別会社ですよ、念のため)が開発しました。
当時はみんなが初めて見る商品だったので「カニ」と勘違いした人が多発したそうです。
そして何よりも「味」がおいしくないとここまで人気になりませんよね?
そこで原材料です。
主原料は白身魚で、一番使われているのがスケトウダラ。
その他、イトヨリダイなども使われています。
次に一番食べているのはもちろん・・・日本・・・と言いたいところですが違います。
「カニカマ」の消費量世界一はなんと「フランス」!!
えー!!どうやって食べているんでしょう???
スタッフにパリジェンヌがおりますので後日調査したいと思います。
巷の話では日本食ブームに加えて「お魚だからヘルシー(魚肉ソーセージなど含む)」というのがヨーロッパで人気の理由のようです。
簡単に食べられますもんね。
そして2位が「スペイン」。
やはり「スペイン」はアヒージョにして食べるようです。
う~ん、おいしそう!!
消費量は王座をあけ渡しましたが、生産量はもちろん日本!
・・・といいたいところですがこれも違います。
答えはバルト3国の一つの「リトアニア」。
えええ・・・なぜ「リトアニア」!?
それはスケトウダラが「リトアニア」の近海でもよく取れるからなんですね。
そして近年の「カニカマ」ブームで、ヨーロッパが世界一の市場となれば、当然、北ヨーロッパで生産するのが合理的ということになります。
ここで最初のお話を思い出してください。
「海外のまずいロブスターを食べるなら、日本のカニカマのが断然おいしい」
そう、「日本の」「カニカマ」。
ヨーロッパで生産されている「カニカマ」は日本の機械で作られているそうなのですが、実は味が全然違うのです!
海外へ行く方は「日本のカニカマ」を手土産にしたほうが良いのでは?なんて思っちゃいました。
現在日本では十数種類の「カニカマ」が販売されています。
この機会に、ぜひ、みなさんもスーパーで「カニカマ」を買ってみませんか?
次回は「これがカニカマレシピだ!」です。
購入した「カニカマ」を手に持ち読んでくださいね!
お楽しみに☆
野良猫さま
コメントありがとうございます!
原材料はスケトウダラですが、実はカニエキスもはいっています♪
なので噛みしめるとカニの味が・・・というのはあるいみ正解なのです!!今後もカニだと思って食べちゃいましょう(*´ω`*)