「意外と知らない!すき焼きのおいしい作り方 お肉編」
関東風や関西風の違い、割り下やたれ、具材・材料、順番など様々なことがありますが
今日は、「お肉」について。
お肉のパッケージに「すき焼き用」と書いてあるお肉だけを買っていませんか?
実は好みでいろいろ使い分けられるお肉のお話。そしてお肉を柔らかく食べるコツ。
すき焼きをおいしく作る5つのポイントを大公開です。
おはようございます!
前回はすき焼きの「具材・材料」のお話でした。
いよいよ今日はすき焼きのおいしい作り方についてのお話です。
すき焼きをおいしく作る「5つのポイント」って聞いたことありますか?
ポイント1:肉は適度に脂のある部位を!
冒頭でもふれましたが、「すき焼き用」というお肉だけを選んでいませんか?
自分の好みにあった好きな部位を選びましょう!
中でもすき焼きにおすすめのしている部位は、
・肩ロース・・・脂肪が霜降り状に入り、ロースの中ではかため。味は濃厚♪
・リブロース・・・霜降りの最上肉!風味がよくやわらかい。
・もも・・・赤身が多く、きめはややあらい。
・ランプ・・・脂肪は少ないが、きめが細かく肉質はやわらかい。
適度に脂があり、肉質が比較的やわらかい部位がよいでしょう。
部位ごとの特徴を知って、好みの部位を選ぶのが「すき焼き」ツウ!
わかりやすい部位の位置も参考にしてみてくださいね!
ポイント2:肉は常温に戻しておく!
冷蔵庫から出して鍋にポイ!なんてしていませんか?
肉は、冷たいまま焼くとかたくなったりするってご存知でしたか?
火の通り方にムラができたりするので、調理する30分くらい前に冷蔵庫から出して常温に戻しておくのがベスト!
ポイント3:牛脂は鍋をよく熱してから入れる!
すき焼きにはサラダ油などよりも牛脂を使う方が、風味とうま味が出ます。
しかしなぜ、鍋をよく熱してからでないとダメなのでしょう?
それには2つ理由がありあす。
1つ目は肉が鍋底にくっつくのを防ぐ。
2つ目は、牛脂の融点は体温より高いため、冷めると脂が固まって口当たりが悪くなるのです。
すき焼きはやっぱりアツアツをいただくのが一番ということですね!
ポイント4:しらたきは肉から遠ざける?
これは聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
理由は、しらたきに含まれる凝固剤の「水酸化カルシウム」が、肉をかたくしたり、肉を変色させたりするからと言われていました。
しかし実際にしらたきに含まれるカルシウム成分は、75mg/100gで、同じくすき焼きの具材としても定番の焼き豆腐の150mg/100gの半分程度。
実はそばに置いても大丈夫というのが本当のところのようです。
ポイント5:そのまま使える「すき焼専科」でらくらく簡単!
はい!きた!
今日一番大事なポイントですよ!ヽ(*´∀`)ノ
実は本当にこれが大切なんです。
プロの料理家さんも「キモになるのは“わりした”」というくらい大事なもの。
「わりした」とは、すき焼きを食べるときに使う、だしにしょうゆ、みりんなどの調味料を混ぜ合わせて煮たてた汁のこと。
ヤマサの「すき焼専科」はたまりしょうゆの重厚なコクとうま味、本醸造こいくちしょうゆの芳ばしい香りとキレのよさをバランスよく合わせ、ほどよい甘さで後味もすっきりとした、プロもうなる本格派の「わりした」。
すき焼きを作る時に「わりした」やタレは、すぐに使えるようにスタンバイしておきます。モタモタしていると、肉に火が入りすぎて、かたくなってしまい、食べごろを逃してしまうので気を付けましょう。
「すき焼専科」なら、そのまま使えるので便利ですね!
いかがですか?
これを守ればおいしい「すき焼き」の完成!
今日は「すき焼き」奉行になってちょっと自慢してみませんか?
次回は「プロが直伝☆生卵だけじゃない!すき焼きのつけタレ」のお話です。
「こんなつけタレがあるの!?」と「すき焼き」の世界が更に広がります。
お楽しみに♪
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