10月
の旬の食材

しいたけ

3~5月と9~11月の2回

栄養

今や“SHIITAKE”として海外でも人気のしいたけ。うま味が強く、ローカロリーで食物繊維も豊富、ダイエットにもおすすめの食材です。ただし、油を吸収しやすいため、カロリーダウンをしたい場合は、油を使わずに焼いたり、煮ものやスープにするとよいでしょう。また、干ししいたけでは、日光に当たるとビタミンDに変わる「エルゴステロール」という成分を豊富に含んでおり、30分~1時間程天日干しにするとビタミンDが倍増すると言われています。

選び方

選ぶ時は、軸に太さがあって、長さも短いもの、裏のヒダの部分が白くきれいなものが新鮮です。カサに厚みがあって、開ききってないものもおいしいしるし、古くなればなるほどカサが開いてきます。

保存方法

菌類であるしいたけは、あまり日持ちがしません。それほど長く保存せず、すぐに使う場合には常温で保存を。部屋の湿気をとり込まないために、ビニール袋などに乾燥剤と一緒に入れておくと安心です。この時、カサを下に、軸を上にして並べると風味を保つことができます。冷蔵保存の場合は、キッチンペーパーを敷いた上に並べ、ビニール袋に入れ、冷蔵庫で保存します。冷凍の場合は、軸をとり除き、包丁で一口大に切り、小分けに袋に入れて冷凍庫で保存します。

調理ポイント

しいたけなどのきのこ類は、調理前に水洗いは不要です。気になる汚れがあった場合は、濡らしたキッチンペーパーで軽くふきとりましょう。しいたけは、一度冷凍すると細胞膜が破れやすく、うま味成分が出やすいと言われています。小分けに冷凍したしいたけを料理にひと加えするだけで、うま味と風味豊かな一品が手軽に作れます。
しいたけを使ったレシピ