7月
の旬の食材

ムール貝

6月~12月

栄養

ムール貝は低脂肪・低カロリーな食材です。また、ビタミンB2、ビタミンB12、カリウム、鉄、亜鉛なども豊富です。

選び方

大ぶりのものは内臓部分が多く生ぐさくなりやすいので、小ぶりで厚みがあるものがよいでしょう。表面に海藻のようなものがついていることがありますが、これは足糸(そくし)と呼ばれるもので味に影響はありません。自生しているものは中毒を起こす可能性があるため、必ず店で売られているものを使いましょう。

保存方法

ムール貝は濡れているときにだけ呼吸できるため、乾燥に注意しましょう。冷蔵庫は乾燥しやすいため、濡らしたキッチンペーパーや新聞などで包み保存し、賞味期限内にいただきましょう。すぐに食べきれない場合は、殻付きは冷凍保存に向かないため、蒸してから殻をとり、ジップ付き保存袋に入れ、汁と一緒に冷凍保存しましょう。

調理ポイント

フランスやベルギーなどでは、蒸したムール貝とフライドポテトを一緒に食べる「ムール・フリット」という料理が人気。調理する際は、タワシでこすって貝の表面の汚れをきれいに落とし、糸のような足糸(そくし)を包丁で引いてとります。合わさった二枚の貝を少しずらし、隙間を作るとうまく引き抜くことができます。砂抜きの必要はありませんが、うすい塩水に10分ほど漬けてから使いましょう。
ムール貝を使ったレシピ